天才の記憶力

　強烈な光を放つヨルンの眼の上に設置されていたのは、なんと古代オルゼカの光明石。




　強力な力を持つ光明石・・・。

　一体、どんな目的で、何の役割を持ってここに置かれているのでしょう？




　ああね。

　オルン渓谷を旅した時に、渓谷の宝だなんて呼ばれていた物体がオルゼカの光明石だったなんて事件がありましたわね。

　そこで、危うい所をルトラゴン長老に助けられたんでしたっけ。


　あの時・・・オルゼカの光明石には、人をア〇にする力があるとかで・・・。

　幸せを吸い取っちゃうとかなんとか、そういうお話でしたわよね。




　結構オーディリタ各地で光明石の話が出て来ましたから、その全てを覚えている訳じゃないんですけど・・・

　とにかく、色々ヤバイ物だってのは良く覚えてますよ。


　そういえば。

　ラフィーさんは、へっぽこさんの便宜（笑）によってウィオレンティア女王の下僕として元で王宮勤めをしている筈でしたが？

　なんでまた、自分は秘密守護団だ！みたいな顔してフラフラしているんですかね？

　王宮から脱走したのかしら？

　ま。どうでもいいですけど。




　あ。そうそう。

　オルゼカの光明石は、生きとし生ける者が大切にしなければならない様々な感情を、吸い取ってしまうんでしたね。




　つまり、それらを吸い取られた者は、木偶の坊状態になるっていう・・・


　使用目的によっては、非常にヤバイ物なんですよね。




　ま、そんな物が普通に置いてあるここシガラキアは・・・

　想像以上にヤバイ施設である可能性がありますわね。


　今回も都合よく、ルトラゴン長老が助けに来てくれるとも思えませんし・・・

　結構、ハードな展開かも。




　んで？

　こんなにもオルゼカの光明石について熟知している私は天才なんじゃないか？


　ああね。

　よくもまあ、色々覚えていらっしゃる事で。

　へっぽこさんなんて、大分忘れちゃってるというか、何処で見かけたとか相当忘れちゃってますからね。


　だからと言って、オルゼカの光明石を前にした今、ヤーズさんが天才とかどうとか、大変どうでも良い話なんですけど。

あの石

　ヤーズさんが気になるという柱。




　光り輝くその物体は、「ヨルンの眼」という名前だそうです。


　・・・よるん？




　どうやら、柱状の物体の上に、球体が乗っかっているらしいです。

　へぇ。


　しかし、ビカビカと光輝くその姿を見ていると、ゲーミングなんちゃらと表現したくなりますね・・・。

　スイッチを切り替えると虹色に発光したりしそう・・・




　で。

　ヤーズさんは、そういったゲーミングキーボード的なものが光り物がお好きな様で。

　大層、この物体がお気に召した様ですね。


　でも・・・




　ナニコレ？

　光るだけ？

　特別、機能は無いの？


　あら・・・

　暗いこの施設にあって・・・光源を兼ねたオブジェ的な？

　ここを設計したシガさんて、芸術家肌の人だったのかしら。




　が。

　何か文字が刻まれているらしいです。




　それによると、この光る玉は次の施設であるヨルナキアの管理者（？）、ヨルさんからプレゼントされたものなんだそうです。

　へぇ。

　んじゃ、それを記憶しておくための記念碑的な物体なんですかね？


　しかし・・・この光る玉って・・・光明石？！

　オーディリタを旅している時に何度か見かけた例の？！

　オルゼカの光明石なの？




　しかし、何故にそんなものがシガラキアに？


　たしかに、アトラクシオンプロジェクトが生まれたのも相当昔の事でしょうし、古代王国と繋がりがありそうなのは明白ですが・・・


　バアマキアでは見かけなかったのにねぇ・・・

永遠の二番手

　どうやら、「Now Open！」とは程遠い雰囲気のシガラキア。


　想定とは違う展開に困惑気味の闇ちゃんとへっぽこウォリアーでございましたが・・・




　げ！


　もう、来ちゃったの・・・？


　あまりにも早い。早すぎますって・・・




　で？

　到着するなり一体なんですか？ヤーズさん。


　ああね。

　何処かでそんな情報を見つけていらっしゃったんですね。




　その、

　「俺の真似っこしてばかりいる様じゃ、お前はいつまでも2番手だ！」

　的な発言は誰へ向けてのお言葉なんですか？




　ああ・・・神聖な決闘「グラディウス」とかっていう大会の絶対王者（？）であるバアさんから、どうしても大会に勝てないシガさんへと向けられたお言葉だったんですね・・・


　つか、シガさんめっちゃ煽られてるじゃないっすか。

　そりゃ、仲も悪くなりますって・・・




　んで？

　そうしたシガさんに関する資料が、シガラキアの外に結構存在すると。


　何故？

　そりゃ分かりませんねぇ・・・


　てか・・・その前に・・・もしやシガさんは、ここの管理を放棄して表に出て行っちゃったとか？

　だからシガラキアは、半ば休眠状態になっちゃってるとか？

　ま、勝手な想像ですけど。




　さらに、こんな言葉も残されていたんですね。


　ま、ま。

　物語の始まりとしては、上々な書き出しだと思いますよ。


　ちょっと、ポエム入っちゃってる雰囲気は気になりますけど。


　にしても、シガさん・・・「真実に目覚めた」ってどういう事かしら？

　自らの使命に疑問を持っちゃったパターン？




　で？
　
　今度はなんですか？ヤーズさん。


　綺麗な柱は何かって？

　そんなん、初めてここに来た人間が知ってるわけないじゃないっすか。


　もう・・・シガさんの話をしたと思ったら次は柱って。

　到着するなり忙しいお人だなぁ・・・

ゆるーい管理

　シガラキアに侵入し、すぐに見つけたシガの目を確認してみるへっぽこウォリアー。




　これがバアマキアのバアの目と同じような設備ならば、中には貴重な（？）情報が収められている筈なのです。

　今回はどんな情報が出てくるのかと、少々期待をしながら調査してみますが・・・




　あ・・・れ？


　データ空っぽ？


　・・・なんだよ。いきなり期待を裏切る展開をしくさって下さいますわね。




　しかし、管理情報みたいなものは残っているみたいです。


　ここの設計者は、やはりシガさん。

　でも・・・統制者は定義不可？


　ん？管理者不在って事？




　さらに、色々な機能が遊休状態だとか・・・


　・・・。


　シガラキアは、本日休園日です。って話？




　ですが、偉大なる師匠デキアさんの仕込んだシステムで、最低限の防御態勢だけは維持されているみたいです。


　あら。

　休園日ならばこれ幸いと、何も邪魔されず物見遊山出来るのかと思ったのに、ちょっと残念。




　すると、せっかく来たのに休園日とはこれはどういうことだ！と、お怒りの闇ちゃんが出て参りました。


　ま。

　一応、最低限施設は稼働しているみたいですし、全力の排除体制を取られているよりも、ずっと楽に施設を見て回れそうで良いじゃないですか。




　そうそう。

　完全に放棄された施設って訳でもなく、なんか統制者定義不可とかその辺の問題みたいですし。


　てことで、管理者が帰って（？）来ないうちにさっさと見て回りましょうよ♪

ここは海底？

　いよいよ、アトラクシオン：シガラキアへと侵入。




　初めに降り立ったその場所は、シガの鱗というエリアらしいです。


　ジャレットお嬢様の資料で見たとおり、なんだか薄暗いですわね。

　周囲にはサンゴらしき物体も見えます。


　さながら海底奥深くという感じですが、水に浸かっている訳ではありません。

　普通に息できます。

　シクライア海底遺跡と似た感じなのか・・・？




　さて、めでたくシガラキアへと侵入したへっぽこさんで御座いますが、早速ウエルカム脅し文句が飛んできました。


　ああね。


　君～、こんな所に無断で入って来ちゃって！

　ばっちり監視されてるから、そのつもりでね！


　ってな感じです。




　で。

　このアナウンスに対して、闇ちゃんも即座に反応。


　急に江戸っ子みたいな言い回しになってますよ？




　ま、いくら脅し文句を言われようが、そんなん関係あらへん！


　さっさと探索を開始しようZe！とやる気満々のご様子ですわね。




　確かに闇ちゃんの言う通り、内部の設備はバアマキアと同じ感じに見えます。


　手前のこのソールマギアは・・・




　ああ。

　等価補給所みたいですね。




　今回もこの設備を通じて多種の知識が交換できるみたいですが・・・

　アイテムが無いので、まだ役に立ちません。


　交換に必要なアイテムは・・・バアマキアで得たアイテムと似ていますが、別な模様。

　てことは、シガラキアの最終ボス的な奴を倒すと手に入る的なアイテムか・・・な？




　さて、等価交換所の先に見えていたこの設備は・・・


　ああ。

　バアマキアでは「バアの目」でしたけど、ここでは「シガの目」になるのね。


　前回バアの目を通じて、色々な記録と触れる事が出来たんですけど・・・

　シガの目にも同じ様な機能があるのかしら？