愛欲と淫虐の館34

　四つの「悪夢の残滓」が揃い、いよいよ馬頭の石版へ。




　あとは馬像の頭部を引っこ抜くだけ。




　それでは。

　えいっと。


　・・・あれ？





　※　おおっと！





　分かり難いですが、思いっきり眠らされています。

　残滓は四つ揃えたはずなのですが・・・おかしいですね？

　どうでも良いですがこの睡眠、長いです。

　1分ぐらい眠らされてしまいます。




　もう一度、馬頭の石版をチェック。

　首が欲しければ、四つの悪夢を捧げよ・・・。

　捧げよ・・・？。




　もう一度よく辺りを見回してみると、馬頭の石版横、右と左に二本ずつトーチの様な物が並んでいます。

　完全に見落としていました。




　トーチを確認してみると、ご丁寧に捧げるべき残滓の種類を示すプレート付。

　意外とユーザーフレンドリーな仕掛けです。




　これなら簡単と順に一つずつ対応する悪夢の残滓を捧げて行きます。




　直ぐに作業は終了。

　計四本のトーチに火が灯りました。

　そして、今度こそ・・・




　ねんがんの ”なまくび” をてにいれました。

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