見渡す限りの大海原

マップの役に立たないロス海域に入ってからしばらく。
水平線の彼方に遠く霞んでいた島影がやっと近づいて来ました。

そしてどうにか、上陸成功。
いやいや、この島まで到達するのでも結構な距離ありました。

島には上陸しましたが、役に立たなくなったミニマップには何も表示されていません。
まるでそこに島など無いかの様。

とりあえず、島の高台まで登り、これから向かう北の方角を望んでみましたが・・・
あれま。なーんにも見えませぬ。
そこに広がる見渡す限りの水平線。
ここへ向かえと・・・。

ここで再度ワールドマップを確認してみると、今自分が居るであろう島から遥か北の海を航行する連絡船が確認出来ました。
つまり、まだまだ旅は序の口。
何も見えない水平線の彼方を目指して、さらにさらに進んで行かなければならないという事です。

とにかく先の見えない航海。
ぼけっとしている暇はありません。
急いで小島を出発し、定期船の航路を追うように北へと向かって船を進めます。
しかし、島を出た途端、海は荒れ模様。
この先の苦難を感じさせる、悪条件に見舞われます。

終わりの見えない水平線を見つめ、ただ黙々と操船する冒険者。
確かに船は進んでいるはずですが、見えるのは果てしなく広がる海ばかり。
何の指針も無い状態ではどれだけ進めているのか全く掴めません。
そうこうしている内にさらに荒れ模様になる海原。
小さな漁船を取り巻く海面がぐわんぐわん歪みはじめます。
この時点で若干無謀な挑戦だったのではないかと思い始めたへっぽこウォリアー。
しかし・・・苦難はそれだけではありませんでした・・・
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