宿願
魔女の呪いを解くという妙薬。
長年夢見たその妙薬を手にしたアレンダさんは、さっそく試してみるつもりらしいのですが・・・

死んでも悔いはないとまで言われると、ちょっとまって!って言いたくもなります。
なにせ、妙薬作成者が作成者ですので・・・
本当に大丈夫でしょうか?

そんなへっぽこさんの慌てふためく様子がうるさく感じたのか、しばらくその辺にある本でも読んで待っていてくれと言われてしまいました。
本…本…あ、これですね。
しばしの読書タイム。
しかし、やっぱり気になるアレンダさんの様子。
盗み見たい気持ちを必死に抑えつつ手に取った本に視線を落としますが、内容は一切頭に入って来ませ・・・

いや、知識を獲得出来たという事は、意外としっかり読書できたようですね。
さて、そろそろ薬の効果が現れる頃だとアレンダさんの元へと戻ってみると・・・

!。
だ、誰だ!貴様。とでも言いたくなるそのお姿。
あれまお美しい。
先ほどまで居た
どうやらアレンダさんの願いは叶った様ですね。

すべての力を取り戻したアレンダ元婆ちゃん。
魔女の力の恐ろしさを知ると共に、その呪いを打ち破る事が出来たのがなんだか信じられません。
ところで、薬が切れたら元に戻るとか無いですよね?

とにかく、素晴らしい仕事を成しえたへっぽこウォリアー。
去り際にアレンダさんから嬉しくも頼もしいお言葉を頂きました。
ん?
「いつかまた会おう。その時は、俺が君を助けてあげる」
あれま、薬の副作用でしょうか。若干、人格まで変わってしまった様に思いますが・・・。
ま、若返った事に比べたら大した問題でも無いでしょう。

そしてこの冒険を通じて、長い間埋まらなかったバレンシア初入冒険日誌IIの項目がめでたくコンプリートとなりました。
さて次は、何処へ向かおうか。
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