真の苦行

パデュス族を蝕む灰の正体(?)を知ったへっぽこウォリアーは、その真実を告げるべく巨パデュスの元へと向かいましたが・・・

まーね。話が通じる相手じゃないのは何となく分かっていましたけれど。

しかも、この話にかなりお怒りになってしまったご様子で。
背筋が寒くなるようなお言葉が返ってきました。
帰れ。ではなく、あえての帰って”く”れ。というお願いじみた言い方がより恐ろしさを感じさせます。
へっぽこさんの倍はあろうかという巨大なバデュス族にこんな言われ方をされたら、即座に帰る他ありません。
それじゃ、失礼しました。バイ〇イキーン。

仕方がないので、スパイ兼拠点管理人のカリドさんへミッション失敗のご報告。
もうね。「全然話になりませんでしたー。ありゃ無理ですぜ。無理無理」ってな具合です。

そんな報告を聞いたカリドさんは、突如へっぽこウォリアーに対し真の苦行とは?という荒唐無稽な質問をぶっこんできます。
無論そんなものへっぽこなウォリアーが知るわけないじゃないですか。

真の苦行などという哲学的な何かに悩み、困り果てたカリドさんはついに問題を丸投げ。
あとは隣にいる苦行者に聞いてくれとぬかしだしました。

しかし、そういえばそうですね。
苦行者の気持ちを推し量るには、プロ苦行者の話を聞くのが一番かもしれません。

が。
突如話を振られた苦行者はこの表情。
「ガタガタやっていたと思ったら結局俺かよ・・・」
そんな彼の心の声が聞こえてきそうな感じが否めません。
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