再び恐怖の寺院へ
それはガイピンラーシア。
そう聞いた途端、一気にやる気をそがれてしまったへっぽこウォリアーでしたが・・・

そんなへっぽこ冒険者に静かに語り掛ける女王様。流石オーラが違います。
目には見えぬとも人を動かす強い力を感じるといいますか。
ガイピンラーシアと聞いて本当は断りたくてたまらないへっぽこさんも、女王様のまなざしを向けられるとなんだかやらねばならぬ気にさせられてしまいました。

続いて、一足先に首都へと到着していたトゥースフェアリー族長様ともお話し。

族長様によると、ガイピンラーシア寺院に居たあの硬い連中は古代兵器の一種なんだそうな。
鎧か何かを着込んでいるのかと思ったのですが、古代兵器でしたか。
なるほど硬いわけです。

何はともあれ、厄介な寺院へと向かう事になったへっぽこさん。
友好的でも与しやすい相手でもない・・・
この間ちょこっと見ただけでそれは嫌という程感じましたとも。
行くと決めたものの、先行きがものすごく不安です。

大変な現場だと知っているだけに、もたもたしているとやる気が無くなってしまいそうだと考えたへっぽこさんは勢いのみを頼りにさっそく指定された場所へ。
指定された場所は、以前少し探索した場所よりもずいぶん西のはずれにある寺院入り口でした。
いきなり目の前にガイピンラーシアの守護者なんて妙な奴が現れましたが、それより右手の方に誰か居ます。

そこには、忙しそうに作業に没頭する考古学者の姿がありました。

その考古学者様からもここの連中はレベルが違うなんていう注意を頂きましたが・・・でしょうね。
ちょっと戦ってみて嫌でもそれは感じましたですよ。

それでも、まだお前は良くわかっていないってな感じで実際に寺院を見て来いよという依頼を受けました。
でも・・・当然見るだけでは終わらないのでしょう?
とんでもない硬さを誇る古代兵器が巣食うガイピンラーシア寺院。
果たして、へっぽこな実力でこの地獄を乗り越えて行くことが出来るのでしょうか。
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