失われた過去の記憶

久しぶりに見るそのお姿はあまりに異様で取って食われてしまうのではないかと心配しましたが。
ま、そんな事はありませんでした。
何せへっぽこさんは王の末裔らしいですからね。
あいかわらず本人は理解しちゃいませんが。

そんな守護者さまに聞きたいことはもちろんガイピンラーシアとその石板について。
守護者様もその存在が古そうですけど、なんか・・・知ってます?

すると一目で石板をガイピンラーシアのものだと見極める超絶鑑定眼を発揮してくださる守護者さま。
それだけでなく、今やこの石板を操れる者が居ないという事実やにもかかわらずへっぽこさんなら出来るよ!と驚くべき事実を語り始めました。
何度も言いますが王の末裔ですからね。
誰も扱えない筈の古代の石板を操るくらいの超能力は生まれながらにして持っていても不思議ではありません。
普段のへっぽこさんを見ている限り不思議でしかたありませんけど。

そしてさらに、渦中のガイピンラーシアの歴史についても教えて頂きました。

苦難の末たどり着いたカーマスリビアの地。
トゥースフェアリーとの契約の際、過去の辛い記憶を忘れたいと願ったガイピンラーシア。

ま、大変な苦労の末に安住の地を手に入れたというのはなんとなくわかりましたが、だからと言って嫌な思い出を消し去ってしまってもダメなんじゃないですかね?
そこはこう、聞いた人が引く位のウルトラポジティブシンキングで乗り越えないと。
しかし、ガイピンラーシアは真面目な人(?)だったのでしょう。
結局、過去の痛みの忘却を選び、全て(の記憶)を失ってしまったと言うことだそうです。

話の最後に、今や唯一(?)石板を扱える貴様がガイピンラーシアの失われた記憶を呼び覚ますのだ!
なーんて言われてしまいましたが・・・
呼び覚ませたらあの恐ろしいガイピンラーシア勢と仲良くなれるんですかね?
守護者さま曰く「渇き果てたその心臓に歌を響かせるのだ!」。
・・・なんとも詩的なセリフでございます。
この言い回しだと、へっぽこウォリアーが歌う感じになるんでしょうか?
予定外のらいぶぱふぉーまんす要請だと解釈してよろしいのでしょうか?

若干思考錯乱気味のへっぽこさんに出された次のお仕事は今一度トリーチュアに会いに行く事。
便利なことに彼の元へとビューンと瞬間移動させて頂けるらしいです。

そして別れ際。
また何時か会うことになると締めくくるエダナの守護者様。
次会う時にはもっと恐ろしい姿でご登場なさるんではないかとちょっと心配ですが、今はその時を楽しみにしておきましょう。
![]() |

