カーマスリブの植木鉢

まずは、寺院長ヘラウェンさんに、枝と植木鉢をお渡しするようですが・・・
出来ればそのまま引き取って頂けませんかね?

そんな事よりも、流石寺院長様ともなるとご神木の枝と会話出来てしまうようですね。
なんだか知りませんがお礼を言われてしまいました。

でも、いまだ完全な平和が訪れたという訳ではない。
予断を許さない状況というのは変わらないそうでして。

なので、守護者へっぽこウォリアーの働きが求められると言う話らしいです。
つまりはその幼木をしっかり育ててね!ってやつですね。
・・・大変だなこりゃ。

という訳で、お渡しした枝と植木鉢は、カーマスリビアの鉢植えになって手元へ戻ってきてしまいました。
やっぱり逃れられないのね。
でも。ん?
植木鉢装飾?

手渡された鉢植えを確認してみると、どうやらこれ家具です。
てことは育てなくても良いの??
あっぶねー。てっきり栽培でもやらされるもんだと・・・。
しかし、どうやらそんな作業は必要無かったようです。
これはこれは。助かりました。
家具ならこれはもうお仕事の記念品ってな感じのものですよね。
じゃ、あとは飾っておけば良しと。
が。
へっぽこさんの本拠地であるハイデルのマイルームはとにかく物であふれていまして。
到底、植木鉢なんて置ける余裕がありません。
どのくらい物にあふれているかって?

どーだい?ドン引きだろぅ?
ここが本拠地だっていうのですから、酷いもんです。
世の中には綺麗にコーディネートされた素晴らしいお部屋があるという噂を聞きますが、こんなゴミ屋敷を本拠としている冒険者も存在しているんですよっと。
まあね。暇を見て何とかしようと思いつつも何年も経ってしまった結果がこのカオスルームです。
我が部屋ながら足の踏み場すらない地獄のようなマイルームだと思います。
こんな家主に雇われてしまったメイドさんには本当、同情を禁じえません。

仕方なく、カーマスリブの植木鉢は、オルビア村のガラーンとした別宅に設置。
いや。意外とデカいなこの木。
まあ、何よりお手入れ要らずだったのが本当に幸いでした。
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