火の玉ストレート
国賊とも言える人物を嫌に信奉するその感じから怪しさ満点のこの男。

その名も怪しい兵士。
う~ん。名前からしてこれはかなり怪しいですね!
とにかく怪しすぎて色々とお伺いしたい事が山ほどありそうな感じに思えたへっぽこさんでしたが・・・

ふむ。ここはいったん冷静に、まずは王様にご報告しましょうという流れとなりました。
そりゃそうですね。勝手にバタバタ始めるよりも王様の意向を伺った方が良いかもしれません。

そんでもって、バレンシア王に怪しい兵士の立ち振る舞いを言いつけてやりました。
すると王様。大層驚いたご様子で。
よもや王宮内にそんな怪しい奴が紛れ込んでいるとは思いもしなかったのでしょう。

この事態、バレンシア王としては非常に不味いとお感じになられたようで。
サラマントとやらがどんなもんだか分かりませんが、変に伝播されても困るものだってのは何となくわかります。

すると流石人の上に立つ王様。
即座にこの事態を収拾するべく、命を下します。
この時ばかりはなんとも凛々しいお姿にみえますです。

王様からの直接の命を受けたへっぽこさん。
すぐさま怪しい兵士の元へと向かいましたが・・・
さて、どうやってこ奴の正体を暴きましょう?
嘘をついたら王様のおしおきが待っていると言っても、彼からまだ何も伺ってませんのでね。
実際どう攻めるかと考えるとちょっと悩んでしまいました。
一体どんな感じで篭絡していくのかと思いきや・・・

まさかのド直球。
どうですこの切れ味?
面倒な交渉などいらないとばかりに、回りくどいやり取りを一切否定する火の玉ストレートな問いかけ。
しかもストライクゾーンのど真ん中をドーンと攻めちゃうあたり、我ながらどうかしているんじゃないかと思います。
でも・・・これが意外と上手く行ったりして?

