民の声

早速お話を伺ったのは、こちらの料理商人マオファンさん。
なんとこの方。すでに竜を見ちゃったそうな。
しかも、村の上を竜が飛んでった?!
へえー。そりゃ凄い。
へっぽこさんもね、とりあえずガーモスってのがどんなんなんだか、一度見てみたいですよ。
やっぱ凄くでっかいの??
んでんで?貴方や周りの人はどうしたの??

ああーそりゃ噂のドラゴンが頭上をかすめれば騒ぎになりますよね~?
とりあえず襲ってはこなかったんですね?よかったよかった。
んで、退治?やる気?
あなた結構見かけによらずイケイケですね。

って。だめじゃん。
何その顔。完全に落ちてるじゃないですか。
さっきまでの威勢はどこ行っちゃったんですかね?
でもま。相手はドラゴンですからね。
ここに暮らす普通の方々にしてみれば、この反応が当たり前なのかもしれません。

やはりドラゴンと聞いて平気な訳がないよな。とか思いながら続いて話を伺ったのはスキル教官アカサク殿。
この方は流石戦闘のプロという事で、ドラゴンなぞ恐るるに足らずという感じみたいです。

日々の訓練を欠かさない彼らの自信は相当なものの様です。
・・・でも流石に一斬りとはでっかく言っちゃってませんかね?

それでも彼の勢いは止まるところを知りません。
これって、フラグが立つってやつに見えて仕方がないのですが。
出たなガーモス!!この鍛え抜かれた我が剣をくr・・・(プチッ?)
とかってパターンじゃない事を祈ります。

さて次にお話を伺ったのは、貿易管理のティケラさん。
この方に話しかけたところで依頼完了となりました。
やはり商人さんの立場としては、このドラゴン騒ぎのせいで商売がやり辛くなっている様で。
一刻も早く平和になって欲しいというのが本音みたいです。

そして、依頼完了と共に、広がる恐怖という知識を獲得しました。
今この瞬間、目の前にその姿は見えなくとも、レッドドラゴンガーモスの存在がドベンクルンの人々に確かな恐怖を感じさせている・・・そんな風に感じたへっぽこウォリアーでした。

