ガクツム

とりあえず、レイブン警戒所の女性士官マイラさんの指示を仰ぐことにしたへっぽこさん。
周辺状況は・・・まあ、何となく知っている程度だと思いますけども。
あれですよね?急進化を遂げたオオカミ問題ですよね?

結局、いまだに何故レッドウルフが急激な進化をしたのかはわかっていないのですね?
そして問題なのは、そんな彼らがドリガンの人々を攻撃し始めた事。
うーん。何故武装して暴れ始めたのかってのも気になりますね。
しかし、ここで驚きの新情報がさく裂。
対話をする者まで現れた?!
オオカミが?
おしゃべりしちゃうの?
そりゃ驚きですわ。
短時間で武装するほど進化しただけでもびっくりですけど、言語まで操るとは。
もはやオオカミじゃないですね、それ。

そして、そんな彼らは、自らをガクツムと呼ぶようになったそうです。
ほう。
レッドウルフってのはあくまでこちら側からの呼び名でしょうからね。
彼ら的にはガクツム(族?)なんでしょう。

そして、いまだ分からない事の多いガクツムについて、さらなる調査をしてくれとへっぽこさんに依頼がありました。
ん?
奪われた調査報告書って今話を聞いた程度の事しか書いてなかったんでしょうか?
だとしたら、調査したと言いながらも、実はレッドウルフについてあんまり分かっていないって事じゃないですか。
ま、それならそれでしょうがないですけどね。
奪われた報告書を探すより、もっとしっかり調査をした方が簡単に済む話かもしれません。

ということで、ガクツム調査を仰せつかったへっぽこさん。
目指すはここから東の地。
調査とは言いながらいきなり討伐任務というのが非常に雑な気もしますけど、まぁこれはとりあえず戦ってみなけりゃ相手の事も分からないって話なのでしょう。

さてさて、次なる目標が定まったところなのですが、ここレイブン警戒所には沢山の兵士さんがいらっしゃいます。
ガクツム連中ともめてる最中らしいですからね。常に兵を置いておく必要があるのでしょう。
当然その中にはお困りの方もいらっしゃいまして。
へっぽこウォリアーのお手伝いを希望する兵士さんの話を伺いました。

補給管理兵の方から話を聞きますと、大切な補給物資に手を付ける不埒者がいるそうでして。
その補給品泥棒をどうにかして欲しいという依頼でした。
補給品を泥棒・・・まさかガクツムたちが敵陣奥深くにまで潜入し、攪乱工作をしているとでも言うのでしょうか?
そうだとするならば、彼らはかなり理知的な連中ですよね?
賢くなりすぎたオオカミってのも可愛くないもんです。

それはそうと、この依頼の報酬に見慣れぬ物体が登場しました。
黒いオーラの残骸とな。
説明によると、こいつをなんやかんや色々こねくり回すと最終的にはドラゴンスレイヤー武器が作れてしまうという材料・素材になるらしいです。
へー、そりゃすごい。
でも、当然ものすごい数の残骸が必要になるんでしょうね。
へっぽこさんに集められるのかしら。

