小さくても勇敢な兵士
とりあえずのところ、死亡者として確認はされていませんでしたが、行方が分からない事に変わりはありません。

ならば何処かで生きているに違いないと、続いて甥御さんの捜索を要請されたへっぽこさん。
当然そうなりますわね。
ま、それは良いとして、甥御さんを探す為に何か手掛かりがあるんでしょうか?

ほーほー。
甥御さんの名はムルミンさんと言うのですか~。
ん?
ムルミンさん?
今初めてその名を聞きましたよね?
なのに何故、死亡者リストを見に行ったへっぽこさんは、リストに甥御さんの名がないと判断したのでしょう?
・・・。
ま。細かい突込みはしないでおきましょうかね。

とにかく次は兵士の甥御さん、ムルミン君を探さねばなりません。
この広いドリガンの何処を探せば・・・なんて考える必要はありません。
クエストマーカーという便利なものがありますのでね。
するとここから南東の方に少し行った場所にムルミン君の手がかりがあるよ!と表示されています。
まずはそこへ行ってみりゃ良いんですね。
そうそう。忙しすぎて忘れそうになっていますが、東にあるもう一つのクエストマーカーは、例のガクツム体内から奪取したものと同じ黒い石が採集出来るというレイブンの丘です。
その場所で指揮官マイラさんから受け取った岩石採集道具を使うと、何やらモンスターが出てくるぞという謎展開が待っているらしい現場です。
こっちが本筋の依頼ですが、ま、ムルミン君探しを先に終わらせてしまいましょう。

さて、ムルミン君の手がかりを追ってクエストマーカーの示すその場所へ向かってみますと、そこには弓を構えた小さな兵士の姿がありました。
これがムルミン君でしょうか?

ムルミン君です。
あっさりと発見。
いやいやご無事で良かった。
死亡者リストには載っていなくとも、実は遺体が発見されていないだけっていうパターンが無いとも限りませんからね。
実際に元気な姿を確認出来て良かったです。

依頼主である叔父の依頼で来たと伝えると、私は無事ですと答えるムルミン君。
しかし、その後に「今は・・・」とか言われてしまうとドキッとさせられてしまいます。
ですが、これが戦いの現場に居る兵士の本音なのでしょう。
でもね。どんなに辛い戦いの現場でも、それに抗い、生き残らなきゃいけません。
貴方を心配する親族もいらっしゃるのですから。

しかし、彼のほうでもその事は理解しているようでして、再度無事を知らせてくれとお願いされました。
明日をも知れぬ戦いに身を置く、小さな戦士。
その現実を受け止めながらも武器を構えるその姿は、大人に負けない立派なドリガン兵士に見えました。

というわけで、テムル叔父さんへの伝言を受け取ったへっぽこさん。
ま、これはムルミン君発見の報告をしなければなりませんので、どっちみちテムルさんの所へ帰る予定でしたのでね。
ん?
ついでに目の前のオオカミを片付けて行ってくれ?
意外とちゃっかりした少年ですね。
はいはい。それはお安い御用ですとも。
でも、その後は必死に戦い、必ず生き残るんですよ!

こうして、ドベンクルンで一番勇敢な子供という知識を得たへっぽこさん。
ドベンクルンで一番という事は、あのでっかい街で一番。
それほど勇敢な子供。
ムルミン君。
君、意外と凄い子なんじゃな~い。

