真価が問われる時
一体何がどういう話なのか全く理解出来ていない状態でこの依頼を遂行して良いものなのかどうなのか・・・。
悩んでしまったへっぽこさんは、とりあえずメインのお仕事を進めてみる事にしてみました。

シェレカンの墓より北にそびえる高い山の上。
そこに、霊と交信できるという司祭様がいらっしゃるそうな。
今はとにかく、その方の力をお借りしてシェレカンの墓を徘徊するシェレカン様の御心を知る必要があります。
そして、愛馬と共に人気のない山道を駆け上ってゆくへっぽこさん。
その途中、行動力が増加しました。

これは、また一つ新しいエリアを発見した事によるものでした。
発見したのは祈願の泉。

ワールドマップを確認してみますと、今いる場所から北側の崖下(?)に泉があるようです。
これがその祈願の泉なんでしょう。

祈願の泉を過ぎてさらに馬を走らせることしらばらく。
すると今度は、ここが高い山の上とは想像もつかないような立派な祭壇が姿を現しました。
そして、そこに立つ一人の司祭様らしき人物。
あれが、カミラ司祭より紹介されたジャロ司祭の様です。

で。
お会いしてみてびっくり。
その方はジャロという名からは程遠く感じる女性司祭様でした。
ま、ドルゲフ(女性名)以上のインパクトはありませんけども。

早速、お仕事の話へ入るへっぽこさん。
しかし、へっぽこさんが何故ここへ来たのか、司祭様の方では既にお分かりになっている様です。
あれま。これは話が早い。
やっぱり位の高い司祭様ともなると違いますね。

なのですが。
おめーみたいなよそ者が、そう容易くシェレカン様とコンタクトを取れると思うのか?と、なかなか手厳しいお言葉。

まずは貴様が、シェレカン様とお会いする価値がある人間なのかどうか示せ。と言われてしまいました。
いや・・・ま。でもこれはごもっとも。
今や幽霊になってしまったとは言え、お相手はドリガンの英雄ですからね。
どこの馬の骨かも分からないよそ者の相手はしてくれませんよね。

ならば、どうすれば良いのかと言う話ですが・・・
まずは、香炉を持って。
指定した場所で先祖に会って来い?
ほう。

もし、へっぽこさんにドリガンに関わる資格があるのならば、そのご先祖様が姿を現して下さるそうな。
なるほどなるほど。
ちょっとした試験みたいなものですね。
・・・へっぽこさんで大丈夫かしら?
それより、ご先祖様って一体誰なんですかね?
ドリガンに関わっても良いぞ。と認定する権限がある方ですから・・・昔のドリガン指導者の方(幽霊)だったりするんでしょうかね?

