ガーモスの崇拝者

するとまあ。既に結構ガチにおっぱじめちゃってるじゃございませんか。
いやいや、実際に見てみるまでは半信半疑なところがありましたけども、こりゃマジですねこの人たち。

その中のお一人に話を伺ったんですが・・・
ガーモスに向かって救いたまえ。とか言っちゃってます。
正気ですかね?
だって相手はドラゴンですよ?
どう救って貰うつもりなんでしょう?
ああ。
ここまで行くとドラゴンに火を吹かれて、消し飛びながらも、ありがたや!とか言っちゃう感じの人たちなんでしょうか。
へっぽこさんは、そんなん嫌ですけどね。

ま、とりあえずは知識を獲得したりしながら、さらに詳しいお話を伺おうとするんですけど・・・
まあ、この様子じゃ無理でしょうね。
普通にお話出来るような相手とは思えません。

で、やっぱり。
ガーモスにお祈りしないとこの地に災いが・・・なんて脅してきやがります。
でもね。
この地にとってガーモスが災いそのものな気がするんですけど?
大丈夫ですか?そこんとこ分かってます?

しかし、彼らときちんとお話をするには、まずは仲良くならなきゃいけねいってんでね。
ガーモスの祭壇にお祈りするフリをしなきゃいけないみたいです。

まったくこの悪趣味な祭壇にお祈りするだなんてね、正直気乗りはしませんが。
ところで、当のガーモスはどこに居るっていうんですかね?
下の方を見てもそれらしき奴は見えませんけど?
ま、目の前に居ても嫌ですけどね。

ということで、全く心のこもっていないお祈りをするへっぽこウォリアー。
なむ~としながら、ガーモス祭壇の知識をゲット。
お祈りを済ませ、信者の方のところに戻ってみると・・・

やっぱりとんでもない事をぬかしてやがります。
ガーモスの声が聞こえたか?だって?
んなもん聞こえる訳がないでしょう。
そもそも、ガーモスっての自体居ませんがな。
それとも、今も貴方には聞こえているとでも言うのですか?
ああ、それ幻聴です。
だって、ガーモスなんて居なかったもの!

