地獄の深層
そんな彼から請け負った仕事は、デイリー依頼とは思えぬ高難度。

へっぽこなウォリアーにしてみれば、たとえ一体を倒すのでさえも至難の業とも言える相手ばかり。
それをまた結構な数倒してこいというお仕事ですので、半ば達成は不可能か?という思いが頭をよぎります。

無論、相手はおひとり様で行動してなどくれません。
それでも、多少なりとも楽な場所で戦おうと、なるべく古代兵器が密集していないところを探しながら壁伝いをコソコソっと行くへっぽこさん。
まるでゴ〇ブリの様であります。
そして、これも攻撃目標か。と深層入口で遭遇した固定砲台の様なヤツをロックオン。

しかし、何がどうなったらこうなってしまうんでしょう。
どこからともなく現れた無数のカニ兵器に絡まれる始末。
呆れるほどの硬さを誇る固定砲台を叩くのに少しでも安全にと考えようにも、古代兵器がそれを許してくれません。

さらに破壊目標であるシクライア結界守護者なんてヤツも発見。
こいつも固定砲台的なヤツです。動いては来ません。
動いては来ませんが、当然その分遠距離から悪さしてきやがります。
その攻撃が痛いような気もするのですが、どいつもこいつももれなく痛いので、一体どの野郎が一番へっぽこさんを酷い目に合わせているのか、その犯人が誰なのか一切分かりません。
でもきっと、ここに居る全員がワルです。

そして、何度も危ない場面に出くわしながらも、なんとか深層で一つ目の知識を獲得。
ポンコツじゃない方のライキンの知識をゲット。

上層のポンコツカニは知識取得が大変でしたが、深層のカニは意外とすんなり知識をくれました。
こんな場所ですからね、Cだろうがなんだろうが取れれば文句言いません。

生態知識を確認してみますと、予想通り上層のポンコツ達と同じカテゴリーにピチピチな連中の知識が追加されていました。
あと未取得なのは、ピラシュにエルメルモルとか言うやつ、そして固定砲台三種ですかね?

しかし、無理をして突撃しているへっぽこウォリアーにとって、深層はあまりにきつい現場。
既に精神的にはかなーりお疲れな状態。
せめて知識だけでも集めて帰りたいとは思いますが、それも難しそうです。
そして、懸命に硬すぎる固定砲台を粉砕し、少しずつ依頼目標カウントを積み重ねて行きますが・・・
当然こんな無理が何時までも続く訳はないのです・・・

