ちょっと怖いんですけど

そこには石の塔がありました。
石の塔の前にやって来た・・・ええ、やってきましたよ?
そんでこれが何なんです?

とりあえず石塔を調べてみますと、闇の精霊の力によって塔の周りに過去の形が現れ始めたとかなんとか。
闇精霊ちゃんの妙な力のお陰で、何か過去の映像でも見られるんですかね?

と、次の瞬間。
突如石塔の周りに大勢の人の姿が現れました。
実際に現れた様に見えていますが、きっとこれは過去を見ている?体験している?状態なんでしょうね。
まあ、不思議なもんです。

で、そこにいらっしゃったのが、獲得した知識にあったバウミムさん。
バウミムってなんのこっちゃと思いましたが、彼女の名だったんですね。
私だよ!とか言われてもちょっと反応に困りますが、とりあえずはじめまして。

するとバウミムさん。本物だと証明するだとかなんとか、いきなりヘンテコなことをおっしゃいます。
なんですかね?突然。
自分の飼っている羊の数を当てなければならない・・・?
自分で飼っている羊の数ならば、把握していているのが普通でしょう?

とにかく様子の変なバウミムさん。
おまけに、自分の飼っている羊の数を忘れちゃっているみたいです。
本物だと証明するだの、羊の数だの。
そんなこと言う割に羊の数を忘れちゃっているなんてね。
まったく頓珍漢な話です。

で。
しまいにはへっぽこさんに飼っている羊の数を聞くという。
あのね。
そんなん知るわけないじゃないですか。
ま、でもこの時行動力に余裕がありましたのでね。
適当に数を言ってみたわけですよ。

するとどうやら正解だったらしいです・・・が。
思い出した?!
今それへっぽこさんが言った数ですよね?!
何、自分で思い出したかの様な話にしちゃってるんですかね?
まったく、妙な方ですね貴方。

すると突然、バウミムさんが豹変。
ええ・・・。
偽物のバウミムめ!って誰に言ってるんですかねぇ・・・。
へっぽこウォリアーはバウミムという名ではないですよぉ???
ていうか、ちょっと怖いんですけどー。

突如の豹変にこわっ!となってしまったへっぽこさんでしたが、どうやらこの言葉はお隣にいるもう一方に向けられたものの様でして。
よく見れば、となりにそっくりな方がもう一人いらっしゃいます。
バウミムさんが二人・・・?
要するに、どっちかが偽物だって事なんでしょうね。
ん?
そもそも、この話は一体何?
ていうか、バウミムさん。貴方誰なの~?

