急転
部下を使い、ドリガンに弓を引くかの様な真似を続ける彼の意向を確かめなければなりません。

祭壇へと到着してみると、確かにそこにダフマン祭祀長の姿が。
彼はガーモスの巣(?)を見下ろすように建てられた祭壇を前に、静かに立っておられました。

とりあえず、あれもこれも聞きたいことが山盛りの祭祀長に話しかけるへっぽこさん。
まったく何から質問すれば良いのかと悩んでいた所・・・

こちらに背を向けたまま、しつこい!と言いやがりました。
あら、感じ悪い。
一体、何の為に私の邪魔をする?って、ドリガンを救うために動いているへっぽこさんを邪魔だと?
それって、へっぽこさんの活動が何か都合が悪いという意味ですか?
それとも、ドリガンを救おうと行動する事自体が邪魔くさいと?
後者なら大問題発言になりますけどねぇ?

???
一体何をおっしゃっているのでしょう?
言っている意味がよくわかりませんけれども?
祭祀長、貴方。何を企んでいるんですかい?
するとここで、祭祀長の口から信じられない言葉が発せられます。

が、が、が、ガーモスさまぁ?

あ、前に知識として出てきた「マクタナン」って、ブラックドラゴンの名前(?)なんですか?
今、初めて知りましたよ。
で、そのマクタナンにも様付けと。
・・・。
それよりも。
どいつもこいつも一握りの灰になって飛び散っちゃいな!って?
あれあれ?遂にこいつあたまがお〇しくなっちゃいましたか?
ドリガンとその民を守るべき地位にいる筈の人間が、何をとちくるっちゃってるんですかね?

すると、このやり取りを聞いていた闇精霊ちゃんがポンと飛び出して来ました。
祭祀長が何か手を使った様だが?って、君はいつもすっとぼけている感じですね。
今ね。大事なとこ。
これ、大問題ですよ。
だって、祭祀長はドラゴンの手先。
ドリガンを灰燼に帰すのが目的で動いていた!!って事を自白したとこですから。

しかし、こんな場面でもマイペースな闇精霊ちゃんは、ドルゲフ村長に言った方が良いんじゃない?なんて言ってます。
え?このすっとこどっこい(祭祀長)をこのまま放置して村長のところへ??
・・・。
でもま。闇精霊ちゃんの言ってる事の方が冷静な判断かもしれないですね。
もう、あのボケナス祭祀長は何かしらやっちゃったみたいですし。
もう手遅れだ的な事いってますからね。
んじゃ、ドルゲフ村長に告げ口するのが先ですかね。

