呪いを打ち破れ!
正気を失ったかの様な祭祀長の行動に唖然としながらも、この事実を一刻も早く指導者ドルゲフ女史にお伝えしなければならないと馬を飛ばします。

そして、告げ口。
何時もは物静かな雰囲気を漂わせるドルゲフ村長も、この時ばかりは失望と怒りに打ち震えているかの様に見えました。

しかし、ドルゲフ村長の方でもいろいろ調査を進めていたらしく、すでに祭祀長の悪だくみはある程度確認出来ていた様です。
でも、まさか大祭祀長ともあろう人間がそんな馬鹿な考えに囚われる筈はない。
きっと、ドルゲフ村長もそう思いたかったのだと思います。

祭祀長は黒い石の力を利用して、レッドドラゴンガーモスの「巣」に呪いをかけて回っていたのだそうな。
祭祀長が言った「もう、あんたに出来ることはなにもない」という発言は、きっとこの作業が完了したという意味だったのでしょう。
その呪術がガーモスをさらに強力にしている・・・
さらに・・・ですか。
元々強力なヤツが猶更ってね。
事態は最悪ですわね。

ですが、どうやらその呪いを破壊する手立ては残されているそうでして。

カルナクの滝という所の神聖な水ならばそれが可能なのだとか。

で、その神聖なお水は、試練を乗り越えた者じゃないと扱えない。
・・・ん?
試練って、あのシェレカン様の試練の事でしょうか?
と言う事は、自動的にへっぽこさんがやるしかないって事ですね。
これはちょっと責任重大かも。

でも?
呪いを解きに行ったら、ガーモス出るかもね!って。
脅しますねぇ?村長。

まあ、そんな事態の為に、ドリガン兵を集めて待機させておいて下さると。
それって、ガーモスが出ちゃったら助けて貰えるって事ですよね?
嫌ですよ?レッドドラゴンとソロで対峙とか。
ちゃんと助けに来てくださいね。
ほんと、そこんところよろしくお願いしますよ?
頼りにしてますよ?ドルゲフ村長!

