ボロボロだけどお金になります

ここに植わっているのは、研究用の子供ラキアロなんですね。
子供だから多少は堀り易かったりするんでしょうか?

お仕事を通じて頂いた、緑グレードのラキアロ鍬をふるってみますと、作業時間終了後にこんなのがでました。
鍬を振るった後、ここからがラキアロ採集の本番なんですね。
で。
これからどうすれば良いかというと、中央に見えますラキアロから伸びる根っこを傷つけないように掘っていく・・・らしいです。

掘り方には2種類あって、慎重に浅く掘るのとザクっと勢いよく掘るの。
浅く掘った場合はたとえ下に根があってもペナルティなし。
要するに、根っこの場所を知る手段として使える掘り方ですね。
でも基本的に浅く掘れるのは回数が決まっていて、これは鍬の能力が高いほど回数が増えるそうです。
そりゃね、全部ペナルティなしで掘れるんなら誰も失敗しないですもんね。
あと、良い鍬を使えば、指定した場所周辺の根っこのない場所を一気に数マス掘れたりするんだそうな。
つまり、しょぼい道具だと単純に難易度アップ。
なかなかミスをしないでラキアロを掘り出すというのは難しくなると。
ね。
どうりで皆さん良い道具を作ろうと頑張って強化している筈ですよね。

ま、いまは練習用ですので、浅く掘れる回数も多いですし、いくら成功しても薬草や雑草しかもらえないみたいなので特に気になりません。
いざ、チャレンジ。

とりあえず適当に根っこのなさそうな場所を狙ったつもりが・・・
結構端っこにまで根っこがあるんですね。
後で考えたんですが、根っこは中央のラキアロから伸びているみたいなので、最初に中央から1~2マス目を浅く掘って大体どの方向に根っこが伸びているのか確認してみるのが良かったのかもしれませんね。
ま、それでも根っこがとんでもないうねり方をしていたりするので、どんな風に根っこが伸びているのかそうそう分かりゃしないんですけれども。

そして、すべての土と石のマスを掘れたら採集成功。(石のマスは無理に掘らなくてもOKらしいです)
この実験用ラキアロは最終的にこんな風に根っこが伸びていました。
こりゃ・・・そう簡単に根っこを避けて掘るなんてね。難しいと思いますよ。

とにかく、ラキアロ採集体験の依頼はこれで終了。
警備兵さんが「お金持ちになっても私のこと忘れないでね」なんて言ってましたが、まあ、へっぽこさんがラキアロ長者になる日なんて来ないと思いますから大丈夫です。

そして、数日後。
カーマスリビアをうろちょろしていたへっぽこウォリアーは、ついに野生のラキアロと遭遇しました。
特に精力的に探していた訳ではないのですが、「出たな!ラキアロ!!!」と宿敵に出会ったかの様な気分です。
で、結果はというと・・・

野生の奴は浅く掘れる回数もめっちゃ少なくてですね。
あっという間に根っこはボロボロ。
でも、ボロボロにしちゃっても収穫なしとはならないらしくてですね・・・

最低報酬の弱いラキアロ袋が手に入りました。
おうおう。失敗しまくりでもちゃんと収穫があるなんてね。素晴らしいじゃありませんか。
てっきり、失敗しまくると何も手に入らないのかと思いましたよ。
で、この袋を開けてみますと中から弱いラキアロと雑草が出てきました。
弱いラキアロの店売り価格は30万シルバー。
ボロッボロな筈なのにお高いですね~。
いやいや、モノは試し程度のやる気でしたが、失敗しても小遣い稼ぎになると知れば、ほんのちょっとだけやる気もアップするってもんですよ。
流石にラキアロ採集のプロ冒険家の方みたいに、マノスなんちゃらを超強化するほどの余裕は当家にありませんけれども。
運良くラキアロを見つけた時にはボチボチチャレンジしてみようかなと思いました。

