ティライグニス
彼らに永遠の安らぎを与えるべく、討伐任務へ向かったへっぽこウォリアーは無事任務完了させ、依頼主であるティラさんの元へと帰還します。

報告を聞いたティラさんは、辛い任務を任せてしまったと恐縮されているご様子でしたが・・・
ま、こういう仕事は誰かがやらなければなりませんのでね。
へっぽこさんにしてみれば、大した仕事ではありませんです。

それでもティラさんは、ご自分を責めていらっしゃる様でして。
いや、こう言っちゃ失礼なんですが、いかにティラさんがスペシャルな捜索者だとしても一人の力ではきっと限界があると言いますか。
まぁ、皆で力を合わせて戦い続けていれば、きっとその内、どうにかこうにか上手い事話が進んで行くんじゃないかなぁ?とか思ったりする様な・・・
とにかくあまり思い詰めないで頑張って行きましょう!となんとかその場を誤魔化すへっぽこさん。
一応これで、ティラさんからの仕事は終わりましたので、続いてここの現場指揮官殿へご報告という流れとなりました。

そして、ここまでの経緯を指揮官セリナアエル殿にご報告。
これまで、アヒブの仕業だと思われるという状態から、今回の調査の結果、確実にアヒブの仕業と分かったという感じに進んだみたいですね。
ま、あとは本国に送ったカルクの爪の研究結果待ちになるんでしょうか。
と、ここで、話は何故かティラさんについてに変わります。

何か平常心を失っている様にも見えるティラさん。
何故なら彼女の実の姉妹は、アヒブの手により殺された・・・と。

・・・。

あらら・・・

こんな事があったので彼女はアヒブを憎み、そして捜索者なんていう危険な職を選んだという訳だったんですね。
ティラさん、どこか焦っている様にも感じられましたが、これだけの事が過去にあれば・・・ね。
そう言えば、「アヒブズ」グリフォンってそう言う意味だったんですね。
アヒブの手により邪な力を与えられたグリフォン・・・
ま、ナバン草原に居る野生のグリフォンも十分ヤバい奴らなんですけども。
へっぽこさんが特に嫌われてるだけかしら。

それにしても何故、指揮官殿はへっぽこウォリアーにこんな話をしたのか?とちょっと不思議ではありますけども、皆さんティラさんの身を案じているという事なのかもしれません。
で?
ティラさんに話をしに行こう?
いやいや。
こんな話を聞いてしまった後で、彼女に一体どんな言葉がかけられます?
でも、行かなきゃ話は進まないんですよね・・・いや~気まずいっす。

で、もじもじしながら再びティラさんの元へ。
そんなへっぽこさんの様子に底知れぬキモさを感じられたのか、ティラさんの方から「心配ないよ」と先制パンチを食らってしまいました。
でもま、結果これで良かったか。
事情を知った上で何を言っても彼女にとっては気休めにしかならなそうでしたし。
かなり、格好悪い感じになっちゃいましたけども。

こうして、アヒブ紛争地域でのお仕事はまた一旦終了。
しかし、何も状況は変わっていないと言えばそうなので、また何時かへっぽこウォリアーが働く必要が出てくるのかもしれません。
ということで、ティラさんまたいつか。
くれぐれもご無理はなさいません様に。

