ウィオレンティア・オウダー

　影の木の森のはずれで、へっぽこなウォリアーを待ち構えていたベディルの英雄、ウィオレンティア・オウダー。




　・・・の虚像。


　虚像だからなのかはわかりませんが、なんだかお顔まで真っ黒でして。

　一体どんな美人さんなんだかさっぱりわかりません。


　それより、お会いしていきなり煽り開始ですか？

　手にしたカーマスリブの枝的なそれを返しに来てくれたんじゃないんでしょうか？




　煽り文句の後に流石英雄なんて言われても・・・ね？

　とにかくあまり友好的な態度には思えません。




　というのも、へっぽこさんのせいで手前の悪だくみが遅れちまった。のだそうでして。

　正直、そんなん知りませんがなって話なんですけども。


　まあ、どうやら彼女にとってへっぽこなウォリアーは邪魔な存在以外の何物でもないご様子ですね。




　煽って、人のせいにして、自分たちの力を誇示。


　大丈夫ですか？ベディルの英雄さん。

　ここまで結構ろくでもない感じにまとまってますけど？




　そして、さらに煽りを被せてくると。


　まったくこの方、何がおっしゃりたいんでしょうねぇ？




　で、言いたいことを言うだけ言ったら・・・




　消えましたよ。


　てか、カーマスリブが燃える日も近いってどいう意味？？




　あーあー。

　ご神木の枝を返しにきてくれたのかなんて考えたへっぽこさんがバカでした。

　これって完全な宣戦布告じゃないですか。


　わざわざ人を呼び出して宣戦布告。

　律儀っちゃあ律儀ですけど、あとに残されたわたくしは一体どうすれば良いのでしょう？


　おまけにこれって、ブロリナ女王にご報告しておくべき話だと思うんですが、なぜかお仕事はここでおしまい。

　もう完全に放置プレイされた感じになってますけど。


　でもま、へっぽこさんがどうこうしなくても、そのうち何かが起きるでしょう。

　カーマスリビアが炎上する様な事は困りますけどね。