アルティノ最高のシェフ
ほぼビールのみを細々と作り続けているへっぽこなウォリアー。
段々と料理熟練度を上げるのも大変になってきていますが、料理名匠(?)までもうひと頑張りというところまでやってきました。
なので、昇級依頼もいよいよ大詰め。
恐らくあと2つでコンプリートになると思うのでもうひと頑張りです。

ですが、ハイデルのごみ屋敷は相変わらずの散らかり様。
料理道具を複数並べるのにもミリ単位の調整が必要になる面倒くささ。
挙句に料理道具を並べてしまえば、今度は料理人が立つ場所が無く、アクロバットクッキングを強いられる状態。
ま、全部部屋を片づけない自分が悪いんですけども。

しかし、そんな地道な努力の果てに迎えた昇級依頼。
向かった先はメディアの首都、アルティノ。
街中でジュウジュウとお肉を焼いているこの方が依頼主です。
それにしても美味しそうでございますわね。

まずはアルティノのシェフ、エドマンさんに話を伺いますと、メディアの料理には慣れたか?とのご質問。
いや・・・ほとんど作った事がないっす。
第一、メディアのシェフになった覚えはありませんのでね。作った事がないのは仕方ないです。

そして出された依頼は、メディア定食。
メディアならではの料理を複数並べたセット商品でございます。
当然、メディア料理を色々と作るところからスタートという、非常に

しかも、その定食を20セット持ってこいとは。
いやいや、なかなか大変ですね、こりゃ。

と、よくよく確認してみたらば、エドマンさんに持ってくるのは20セットで、実際には50セット作らなければならないそうでして。
・・・。
どうすんのこれ?

ま、それでも地道にやっていけば何時かはなんとかなるだろうと、コツコツメディア定食制作を開始。
と言っても、大半の作業が元となる料理の材料集めやらでして。
足りない物を市場で買ったり、それでも無ければ自分で集めに行ったりと兎に角時間がかかりました。
それこそ何日もかけてメディア定食50セットを完成。
ついでにお部屋の掃除もしましたよ。
使いっぱなしだった料理道具を少し撤去しただけですけど。
なので
足の踏み場が殆どないのは相変わらず。
そろそろもう一軒借りる事を考えた方がいいかもしれませんねぇ。

依頼の方はメディア定食20セットお届けした所で無事完了。
また一つ料理昇級依頼クリアとなりました。
とりあえず依頼は達成になりましたけど、出来上がった料理はちゃんとエドマンさんが味見をしてくださるそう。
・・・で?どうです?

美味しく出来上がっていたそうで。
良かったですよ。
へっぽこ料理人も今や職人ですからね。
それなりには出来ちゃうみたいです。

ただ・・・この方がアルティノ最高のシェフとはね・・・
人は見かけによらないといいますが。
そもそも彼は人か?人なのか・・・?
人という枠組みをぶち壊す様な顔面をしていらっしゃいますが・・・まあ人なんでしょう。
とにかく、アルティノ最高のシェフにお墨付きをもらえて、また料理人として一段階成長出来たへっぽこさんでした。

