ドリガンの生き字引き
歴史的な事は人生経験の長い人間に聞けということで、ドリガンで一番長生きなおばあさまに話を伺うこととなりました。

さてそのバアムおばあさまとやらは何処ですか?という話なんですが、ドリガン中心にあるレストラン(?)のオープンテラスにいらっしゃいました。
あらま、なかなか優雅に暮らしていらっしゃるようですね。

しかし、その恰好からすると・・・お客というより従業員か?
実はこの方がこの店の経営者だったりするのかもしれません。
それより、またここでも英雄扱いされるへっぽこさん。
いい加減ちょっと面倒だなぁとか思ってしまいます。
そんな風に考えてしまうあたりも所詮へっぽこ。
英雄扱いされる様な器ではないのです。

さて、肝心のバアムさんなんですが意外と辛口です。
英雄だろうがよそ者には教えらんないよと。
大体、よそ者のあんたが何故ドリガンの歴史を知りたがっているのか?とそれはもう不審者を見るような眼差しを向けられてしまいました。
いやいや、あのですね。刺繍に必死なお子がいらっしゃいましてね。
とにかく其のお子は刺繍が忙しくてしかたがないらしいので、その代わりに聞きに来ている訳なんですけど・・・

すると即座に事態を把握してくださるバアムおばあさん。
あのお子の「何故なぜ?どうして?」は一部で有名なのかもしれません。

バアムおばあさまも呆れたご様子です。
それにしてもちょいちょいよそ者発言を被せてきやがりますね。
いや、まあね。その通りなので別に良いですけど。

しかーし、
「事情が分かったとは言えやっぱり教えらんない」
だそうです。
でも、ドリガンの未来を担うお子を思うその気持ちは素晴らしい。と褒めて頂きました。
で?で?
ちょっとはまけてくれるんです?

??????
以前の歴史を知りたければまずは歴史だ?
なんですかその難解さ極まる文章は。

ああ、物事順番が大事って話ですね?
もっと色々研究した後でないと理解出来ないよ?ってね。
ということで、ドリガンの歴史に造詣の深い人物。
倉庫番のリンタさんに話を伺いに行くこととなりました。

