それについてはリュリックに聞け

妹さんにパンをお届けしただけなのに、この恩は忘れない。とかね。
いささか大げさなんじゃないかと思いますけど。
ま、それだけ妹さんを大事に思っていらっしゃるという事なんでしょうね。

ところで、なんとかナイスって会の話を小耳に挟んだんですけど・・・と話すへっぽこさん。
すると、ルービンさんの態度がちょっとピリッとします。

いやね。難民キャンプまでお花を届ける事になりまして。
そしたらそういう話が出てきたんですよ・・・って?あれ?
へっぽこさんなんか変に疑われてます?

でもま、何か変な下心があってのお手伝いじゃないと直ぐに分かって頂けたので良いんですけどね。

そうかと思えば、
妹を手伝ってくれる人はいい人だ。
なんとも
なんちゃらナイスについて知りたければ、バスケアン・リュリックという人物を訪ねろと教えて下さいました。
ええ、ええ。リュリックさんね。
あのとにかくおっきい方。
カルフェオンに来れば、倉庫でいつもお世話になっていますので、存じ上げておりますよ。

ほほー。リュリックさんは単に倉庫番なだけでなく銀行の頭取とな。
なんか偉い方だとはなんとなーく知っていましたけども。
よく考えたら、そのなんちゃらナイスについてそこまで特に知りたいとか思っていないんですけど・・・ね?

ルービンさんの名前を出せとまでおっしゃって頂けてますし。
一応、その民会って何さ?ってお伺いしてみることにしますよ。

というわけで、徒歩5秒。
相変わらず多くの冒険者に囲まれているリュリックさんを訪ねました。
ちょっと蝋燭の位置が・・・
おかげで妙に悪の枢軸的な雰囲気に包まれちゃっていますけれども、そのなんちゃらナイスは人々にとってナイスな組織なんですよね?

