疑問という羅針盤の針

村へつくなり、まずはバルタリ村長にご挨拶。
はて?
何故に村長にご挨拶?
いや、依頼報告先が村長でしたので。
ま、あれですか。
今から海へ向かいますよ!的なご連絡ですかね。

すると改めて海が如何に危険な場所かと注意を促す村長様。
ええ、ええ。
大自然の前では人間なんて本当にちっぽけなものですからね。

と、急に死体の話?!
これだ、あったや。って・・・サンプルとか見せて頂かなくても良いんですけど。

死体には水ぶくれが確認出来るらしいですが・・・クラゲだろうって・・・
クラゲって死体も刺します?
刺すとしても・・・既に死んでいる方が刺されて水ぶくれとか起こすんですかね・・・?
遺体でも皮膚は反応するんですか?そういうもの?
へっぽこさんには良くわかりませんけれども。

とにかく、バルタリ村長はこの近辺の海で知らないことは無いと豪語していらっしゃいます。
だから、村長的には水ぶくれもクラゲです。
・・・。

でも、気になることがあるとすれば、犠牲者(?)はみなウェイタ島に向かったと。
そうそう、それ系の話ですよ。
やっと出ましたウェイタ島。
まったく皆さんなかなかそこへ行きついてくれないものですから、へっぽこさんもいい加減ヤキモキしていたんです。
いや、こっちの話ですけど。

というわけで、次は海辺で調査をしているアティドマンさんと合流することになりました。
向かったのはべリア港から北の方にある岩場。
アティドマンさん、ずいぶんとヘンテコな場所にまで行ってるみたいですね。

その岩場には確かに本を手にしたアティドマンさんの姿がありました。

しっかしまぁ、へっぽこさんもカルフェオン首都から結構な勢いで馬を飛ばしてきたんですけどね。
やっぱりアティドマンさんのほうが先に着いているじゃないですか。
アティドマンさん、密かに幻想馬でもお持ちですか?
それより、この岩場に不釣り合いなこの草。

あーね。
へっぽこさんは既にこんな様なの見たことあるんですけどね。

そうそう。ウェイタ島。
そこに行けば、恐らく、きっと、かならずや?その草見れますよ。
なんでそんなことが分かるのかって?
それは内緒です。

疑問という羅針盤の針が???
あのー。
物凄く無理に格好よく言おうとしてませんか?
でも、思ったほど格好よくありませんよ。
むしろ、若干のすべってる感が出ちゃってます。
ま、それはともかく。
さっさとウェイタ島に行きましょう!

