灰色疫病と救援の山脈

最後に話を伺ったのは、こちらのメルア・レンチという方。
密貿易商らしいです。
それにしてもタンチナイス民会には色々な方がいらっしゃいますね。

ご商売柄か、立ち入り禁止になっているカルフェオン北西部が気になって仕方がなかった彼。
フラフラと立ち入り禁止区域に入っていったらしいのですが・・・
病気になったら?とか考えなかったんですかね?
しかし!
そこには農作業をする人々の姿があったそうな。
あれま。
変ですね?

さらにはエリアン教司祭の姿も。
謎の疫病を食い止めてみたり、立ち入り禁止区域でなにやら活動してみたり。
エリアン教の方も随分とお忙しいみたいです。
いやいや。
なんで立ち入り禁止区域にわざわざ行っているのか?って話ですね。

立ち入り禁止区域は、まるで疫病騒ぎなど無かったかの様に平穏無事。
おまけに海岸のほうには軍隊の姿まで見えたという話です。
普通に考えたら、カルフェオンの軍勢ですよね?
隕石が落下した地に駐屯?
それとも、そこからどこかへ侵攻しようと準備しているとか?
一番近いのはカーマスリビアですが・・・まさかね。

密貿易商メルア・レンチさんが立ち入り禁止区域とは思えぬ現場の様子を一通り話して下さったところで、再びグローリン議員が話始めました。
たしかに、普通に考えればカルフェオンの人々なんでしょうが、もしかしたら全く違う勢力ということも考えられます。
ひょっとしたら、カリス議会に反対する勢力とかね。
それか、カルフェオン勢に偽装した他国という可能性だってあります。
ま、そんな勢いのある国家の存在は知りませんけれども。

議員の言うこの意見も単純に考えればそう思えます。
そもそも北西部に疫病なんて無かったという可能性もありますが。
もし、疫病の根源が北西部で、治療が可能なのであれば、たしかに北西部の人々だけを助けている理由が分かりません。

そうなればもちろん、タンチナイス民会としてはその謎を暴こうと考える訳です。
・・・ここまでの時点でなんか色々と闇が深そうな話になってきた気がしますけれども。

こうして灰色疫病と救済の山脈ってな知識を得たへっぽこウォリアー。
ま。でもある意味、面白くなってきやがったという感じがしますです。

