海を眺める少年

ここから東の海岸に何方かいらっしゃる様ですね。
いよいよ、探しているディラアルさんのお子さんでしょうか。
と、その手前に例の天文学者様がいらっしゃいますね。
先にアンノリサさんから託されたお手紙を配達しに行きましょうか。

ということで、ブラックスターは竜星座の三番目の星だ!なんて抜かしていた天文学者様のところへ。
彼も論文完成報告の結果を首をながーくして待ち望んでいたようです。
はいはい。お待たせしてすみませんねぇ。

しかし、アンノリサさんからのお手紙の中身は・・・
学者様が期待していたものとは違った様でして。

手紙を読んだ天文学者様は大層ぶちギレのご様子でございました。
公開しない!公開してやらないからな!
ですって。
二回言いましたね。
とりあえず、天文学者さまの依頼はこれにて終了。
また一つ

さて肝心の波打ち際の誰かさん。
エフェリア警戒所を望む岩場にいらっしゃったのは・・・

一人黄昏ちゃってる感じの少年。
もしかして・・・君がディラアルさんの?

その少年は、ただ静かに海を眺めていました。
手には何か持っている様です。

何か思いつめた感じの彼の様子に、躊躇いつつも話かけてみたへっぽこさん。
ああね。
先ほど話を聞いたお子達も言ってましたね。
祈りを拒否してるとかなんとか。
だが、これは彼の言う通りです。
クザ・・・なんちゃらとかって言う訳のわからない存在をいきなり崇め奉れとか言われましてもね。
しかし、聞きたいことは祈りの事ではなくてですね・・・

と肝心の話を聞こうとするや否や、怒涛の勢いで拒否発言を並べる少年。
取り付く島も無いとはこの事ですわね。
でも、彼が手にしている何かは・・・母が作ってくれたもの?
もしかして、この少年が・・・

