閉鎖された区域からの脱出
愛馬の後ろに乗せて、御父上であるカルシュルさんの元へとササッと連れて行ければ何の問題も無いのですが、そうもいかないのでしょう。
となると、誰かこの脱出作戦に協力してもらえる方がいらっしゃらないだろうかという話になります。

そこで、クエストマーカーを確認してみますと・・・すぐ傍にいらっしゃいましたね。密貿易のプロが。
密輸送のプロフェッショナルなら人間も運べるんじゃないかと。

という事で、さっそく洞窟内に身を潜める(?)密貿易商さんと交渉。
えー。
またお金とんの?
だからこの金塊は、ナバン草原皮剥ぎデイリーを通じて得た今日の大事な売り上げなんですって!
でもまあ・・・仕事を依頼するんだからお金取られても仕方ないですわね。

意を決し、懐から取り出した金塊を黙って手渡すへっぽこさん。
そうそう。へっぽこさんがこれを出すって事は分かるね君。
仕事ですよ、仕事。

そうそう。
ここからそう遠くはないカイア渡し場まで、一人の少年を運ぶだけという簡単なお仕事です。
そう考えれば破格の報酬でございましょう?

するとあっさり交渉成立。
金さえあれば飛ぶ鳥も落ちるって、ろくでもない諺はよくご存じなんですね。
流石、

挙句に、金になる仕事さえ回せば気に入ってもらえるみたいですね。
まあ、こういった味方が居るというのも何時かまた役に立つ日が来るのかもしれませんね。
よろしくしておくのも良いかと思います。

と言う訳で、さっそく少年に計画を説明。
意外なことにあの密貿易商さんとは顔見知りだったみたいですね。
お菓子をくれたと。
意外と面倒見が良い

しかし、脱出には同意したものの、若干不安もあるようです。
それもその筈。あら。お父様とは会ったことないの?
まだ小さい頃に父親とは離れ離れになってしまったんですかね?
おまけにカルシュルさんは息子がいるのも知らない・・・?
なんか話が複雑な感じになってきましたよ、これ。
でも、ほら。
ちゃんとへっぽこさんも後で合流して話をしますので大丈夫だと思います。

それにこれがありますから。
カメの木彫りね。
家族の大切な思い出があれば・・・きっとカルシュルさんも貴方が自分の子だと分るでしょう。
そうそう。その後にはお母さまを助けなくちゃいけませんしね。
ぐずぐずはしていられませんよ!

