カルシュルニス

彼らに伝えなければならない事が山ほどあります。
ありすぎてどこからどう話せば良いのやら。

改めて皆様とお会いして気が付いたのですが、カルシュルさんの姓はディラアルさん。
逃げたモンスターさんが名乗った姓と同じです。
結婚直前に二人ははぐれてしまったと言っていましたが、それでも彼女はカルシュルさんの姓を名乗っていたんですね。
ちょっと泣かせる話じゃないですか。
そういえば、前々から気にはなっていたんですけど、お名前の上に付いてる「カルシュルニス」って何のことなんですかね?
そこは本来「タンチナイス民会」とかって入るべき場所じゃないんですかね?
なんか違うんでしょうか?

それより、傍らに居る新メンバー(笑)。
少年は無事ここまでたどり着けたらしいですね。
さすが密貿易商。
運び屋としての腕は確かな様ですね。
とりあえず、良かった良かった。
で?
彼の名はカルシュル・ディラアル・ローハン君というんですね。
初めて知りましたよ。
ローハン君たら、これまで一切名乗ってくれないものですから。

さて、とにかくリュリック氏にご報告です。
まずはローハン君についてかなり驚いたご様子。
涙があふれたそうでございます。
そしてこちらからは、灰色疫病の治療薬のレシピをお届け。

信じられないかもしれませんが、確かにこのお薬は効果ありましたのでね。
これさえあれば灰色疫病も怖くないってなもんですよ。
入手先はですね。
カルシュルさんの奥様。
ローハン君のお母さまから頂いたものです。
なんでも、北西部前線基地からかっぱらってきた品だそうですよ。

ローハン君の母君については彼から話を聞いたみたいですね。
そうそう。それがひどい話なんですよ。
人の弱みに付け込んで、モンスターにしてお供え物にしようとするなんてね。
酷い輩が居たもんです。
で。
あと、こんなものもありました。
と、灰色疫病爆弾をプレゼントするへっぽこさん。

え?
ブラックスターで疫病の元素を抽出?
あそこを閉鎖してまで確保していた理由ってそれなんすか?
そんなん知りませんでしたけど?
はぁ。
そういう事なんですか。
なんだ、現場に行ってきたへっぽこさんより、リュリックさんの方がお詳しいじゃないですか。

まったくね。
灰色疫病がカルフェオンの仕業だなんてね。
なんかエリアン教があやしいらしいっすよ。

えぇ・・・
やっぱりクザなんとかってクザカの事だったんですか?
クザカを信奉するなんて、一見長閑な感じでしたけど、ブレーリン農場ってヤバイ人たちの集まりじゃないですか。

そうそう。
シャドウナイト連中がその光明の兄弟とかなんとか言ってたんですけど、その話もよく分からないんですよねぇ。
つか、光明の兄弟って何者達なんですかね?

光明の兄弟達についての質問はシレっとスルーされてしまいましたが、とにかくカルフェオンの闇を払うべく活動していくと決意を新たにするリュリック氏。
リュリックさんがんばれー。

あ。
カルシュルニスってそういう意味なのね。
でも、そういう事は初めに説明して頂かないと。
いままで何のこっちゃか全くわかりませんでしたよ。

