信用を得るのは難しい
ランチならお誘いするが、ディナーは絶対にだめだ。
と、おっしゃるブレーリン農場のご婦人。

この頑なな拒絶にちょいと彼が食いつきました。

何がと言われましてもね。
このご婦人にはご婦人なりの都合ってものがあるんでしょうよ。
都合って何かって?
そんなんへっぽこさんが知るわけないじゃありませんか。

しかし、何か納得の行かないご様子の闇精霊ちゃん。
それよりも。
考えてみて?~何かがあったでしょう?
君ってそんなキャラでしたっけ?

で、結局。
好奇心の抑えられない闇精霊ちゃんの提案で、夜のブレーリン農場の人々を見に行ってみようという話になりました。
ふむ。
世の中知らないほうが幸せって事もあったりするんですけどねぇ。
まあ、微妙に気になる感じなのは確かですので、ちょっと行ってみましょうか。
でもこれ、時間指定あるんですね。
夜見に行くって話ですから当たり前なんですけど。
時間指定されるのはへっぽこさん的にちょっと厳しいんですよねぇ。
大体その日の予定に追われて忙しくあっちゃこっちゃ行ってますから。
こいつの為に予定を変更しなきゃ行けないですねぇ。

で?
現場は農場ではなく、星の墓手前のこんなところ。
何故唐突にこんな場所なんでしょう?
でもま、依頼には夜の時間帯に住民達の姿がみられる場所に・・・って書いてありますから、夜になるとこの変な場所に住民達が集まっているって事なんでしょう。
こんな所、何かありましたっけ?

さて、夜のブレーリン農場の人々を観察する前に、各勢力の動向観察の結果を疑い深いアヒブさんにご報告しなければなりません。
てか、これはデイリー依頼ですので、大した進展は無いと思いますが。

お仕事の方は無事完了したんですけど・・・
見かけより大したの者だな。
・・・って。
めっちゃカタコトじゃないっすか貴方。
どうしたんですかね?急に。

とりあえずこれでアヒブさんからのお仕事は終了。
デイリー依頼だっただけにやっぱり特に進展はなし。
一応、少しの信頼は勝ち得た様な感じにはなりましたが・・・

ああね。やっぱりね。
そう簡単に他人の信頼なんて得られるもんじゃないんです。
こうして、また明日来いよってな感じにお仕事は終わりました。
アヒブさんからの依頼終了~。
でも?
まさかこのデイリーを何十回、何百回とこなせば信用が得られる・・・とかって話は無いですよね?
ま、そんなんやってられませんけれども。

