味方になってくれるかもしれない人

幸い、まだ記憶はしっかりしていらっしゃる様で安心しました。
危険を知らせに行ったら既に完全なモンスターになっていた。では話になりませんから。

細かい事は良くわからぬまま、とにかく危険だと状況を知らせるへっぽこさん。
するとやっぱり、シャドウナイト達が探す裏切りの証拠とは自分のことだろうとおっしゃるディラアルさん。

てことは?
シャドウナイトはディラアルさんをとっ捕まえて連れてこいとへっぽこさんに要求したという事になります。
しかし、悪い連中にこんな姿にされた被害者であるディラアルさんをシャドウナイト達に引き渡すなんて真似は出来る訳がありません。
カルシュルさんやローハン君も待っているという事実も知っていますのでね。
そんな鬼畜な真似は出来ないのです。

ええ、ええ。
実験体として見ていようがいまいが、証拠だろうがなんだろうが、シャドウナイトのところになんて連れて行く気はありませんですよ。
だからこそ、危ないよと知らせに来たんですしね。

で?
さて、どうしましょうか。
手ぶらで帰るわけには行かないだろう?とおっしゃるディラアルさんなんですが・・・
ま、それは気になさる事ないですけどね。
へっぽこさんが「証拠みっかんなかったや」とバックレておけば良いだけの話ですので。
ん?
それより何か良い案があるんでございますか?

ほうほう。
味方になってくれそうな人物をご存じだと。

ならばその方にお会いするしかありませんね。
お仕事マーカーを見る限り、その方はエリアン教徒の様ですが・・・
ま、人体実験の秘密を知っている人間ですから、当然エリアン教徒なんでしょうね。
ふむ。
ディラアルさんの一件に関係しているエリアン教徒の中にも、少しはまともな人が居るって事なんでしょうか・・・ね?

