信じる者は救われる

暗い夜道を箱を担いでひたすら歩き、やっと目的地へと到着するへっぽこなウォリアー。
誰です?こんな事をやらせようと思いついた奴は。
次からは馬車を用意するか、ジョレル氏に任せる様にしてもらいたいもんです。

しかし、えらく時間はかかりましたが、薬の到着を長いこと待っていらしたらしいエリアン司祭様は喜んでいましたので、まあ良いか。

ただ、最初から分かってはいましたが、これだけ手間のかかる仕事をしても大した報酬はなしというね。

さて、大変な箱の運搬が終わったところで・・・あれ?
今度は隣のエリアン教徒さまの頭上にお仕事マーカーが出ましたよ?
タイミング的に何処から運んできたんだかしらないが、あんな箱を担いで運んでくる様な
なーんて思われてしまったんでしょうね。

お話を伺ってみましたところ、やっぱり箱を担ぐ姿を見られていましたよっと。
でも、あなた目瞑ってますよね?
それで見えるんですか?
薄目を開けているから大丈夫?
ああ、そうでございますか。

とりあえず、へっぽこさんが必死に働く姿に対し、お褒めの言葉を頂きましたが・・・
これって明らかに、次の話を切り出す為の前振りですよね?

で、やっぱり来ましたよby the way.
で。エリアン様の為に一所懸命働くお前は、なんで入信しねぇの?と来ましたよ。
いやいやいや。
申し訳ありませんが、わたくしとしてはエリアン様の為とかなんとか一切考えた事ありませんのでね。
冒険の都合上、
だからと言ってエリアン様の否定しているとかそう言うわけでもございませんでしてね。
ま、信じたい人は信じればいいじゃないというスタンスと言いますか。
・・・。
この流れは・・・

当然、こうなりますわね。
しかしですね。今現在、当方ではそういったものはやっていないと言いますかね。
ぶっちゃけお祈りしてる暇などねーでございますですよ。
いや別に、宗教家の方がかんゆうをなさるのは至極当然というか、ふつうなことだとは思いますけどね。
・・・。
・・・。
・・・。
へっぽこウォリアー、このまま押し切られてまさかのエリアン教デビューしてしまうのか?!

