精霊達の悲しみ

　カーマスリビア先々代女王オリアナ・オーネットを毒殺したとして処刑されてしまった精霊ポリー。




　しかし、嘘など決してつかない精霊がこう証言している以上、精霊ポリーが女王殺害を計画したという話はそもそも真実ではないのでしょう。




　ならば、何故オリアナ女王は殺された（？）のか。

　そうなると他に真犯人が居るという事になります。




　ですが、その真犯人については精霊ラニーさんでも心当たりがない様で。


　それにしても、国家を揺るがす程の重大事件なのにも関わらず、しっかり捜査が行われていないんじゃないかとか思いますが・・・

　そもそも、容疑者は刑に処されてしまっていますので、その時点でそれ以上の真相究明は行われなかったという事なのでしょう。




　そしてここで、もう一つ気になる情報が精霊ラニーさんからもたらされます。


　精霊ポリーを消滅させたという噂の先代女王アメリア・オーネット様を、現女王ブロリナ様が追い出した・・・？


　？？？

　一体何があったのでしょう？


　この女王追放劇に精霊ポリー処刑事件との関連性はあるのでしょうか？




　こうして、新たに大きな疑問を抱える事になったへっぽこウォリアーなのですが、とりあえずまた一つ依頼を完了。

　ポリーの追慕曲という知識を獲得出来ました。


　しかし・・・事件が複雑になりすぎて来てしまって、今更一体何をどうするべきか？

　へっぽこなウォリアーに何か出来る事があるとは思えませんが・・・




　もう関わりたくない。という精霊ラニーさんのお気持ちも重々分かります。




　ねじれてしまったガネルと精霊達の関係も、今更どうにかなるものとも思えません。




　昔、この地を冒険した時に聞いた森の精霊、幻想馬クログダル。

　ずいぶん前から姿の見えないこの精霊が余計に姿を現さなくなったのも、こうした事件があったからなのかもしれませんね。




　てか、これでは話がどん詰まり。

　カルフェオン使節としての視察任務もどう進めて良いのかわからない状況になってしまった感じなのですが、とりあえず依頼は続きました。

　次はクログダル研究をするボルゴさんに会いに行ってみる様です。


　リニューアル前に一度お会いしたことのあるポリの森で研究を続ける学者様ですね。
　
　精霊ラニーさんにしてみれば、名前を覚える価値もない人扱いみたいですけど。

女王は何故死んだのか

　ポリの森の拠点管理キノコ、クラルスキノコに会いに（？）行くことに意味はあったのか。


　その辺ちょっと不明なんですけども、とりあえずお話は進みましたので精霊ラニーさんの所へと戻ります。




　貴方に言われた通り黄色いお花はプレゼントしてきましたよ。

　ただね。

　即刻溶かされたというね。


　受け取り拒否だったんでしょうか？




　すると、ここまで何をやらされてるんだか全くわからない状態でしたが、何かご説明下さるそうです。




　俺は助けてあげないよ♪


　・・・。


　なにこれ。

　結局からかわれているんでしょうか？
　



　かと思えば、なにやら情緒不安定な様子のキノコ精霊様。


　理由がなんだったのか？

　ん？

　貴方を含めた精霊たちが、ここまで背を向ける理由は何か？って事でしょうかね？

　今度こそ話して下さるの？




　そして、やっとそれらしき事を語り始めて下さいました。


　えっと？暗黒の精霊襲来事件の後、カーマスリビアは深刻な食糧不足に陥ったんですね？




　その当時はまだ、ガネルとベディルが分裂する前。

　オリアナ・オーネット様とジョシュア・オドア様が、ガネルとベディルそれぞれの首長だったんですね？


　んで、女王様は他の者に食べ物を譲り・・・でも、お腹が空くので精霊ポリーさんにキノコ料理を頼んだと。


　キノコだったらまだ豊富だったんですかね？




　でも、ポリの森のキノコには毒があるらしくてですね・・・。

　そりゃ変なキノコモンスターがうろつく森のキノコなんてヤバいに決まってます。


　でも、精霊ポリーさんはちゃんと毒を処理して女王にお出しした・・・と。


　毒を処理して・・・

　もう、こういう話の時点で嫌な予感しかしません。




　で。

　奥さん事件です！！


　って。

　なんでまたここでもったいぶりますかね。




　しかし、その事件については続く依頼に書いてありました。


　どうやらキノコ料理を食べたオリアナ様は死んでしまったみたいでして・・・

　えぇぇ・・・。


　当然、料理を作った精霊ポリー様が疑われる事となり、後の女王アメリア姫によって死刑に処されてしまったそうです。


　これが、黒い花と呼ばれたアメリア女王による精霊ポリーを消滅させたという話の真相ですか・・・。



　でも・・・

　精霊ポリー様ってのがどんな方だか知りませんけど、森の精霊が女王の毒殺を目論むとかありますかね？


　ほら。最高精霊メリンドーラ様も言ってましたよ。

　「精霊。嘘つかない。」って。

　きっと疑われたポリー様も「ちゃんと毒の処理はしたよ！」って言ってたんじゃないんですかね・・・？

来るべき世界

　日付がかわり、本日いよいよ運営サービス移管の日となりました。




　冒険者の皆様は移管手続きをお済ませになられたでしょうか。


　予定では、本日午前11時より移管作業が開始され、明日24日午前7時より株式会社Pearl Abyssによる運営サービスが開始される事となっております。


　きっとこの世界を忙しく冒険する人々にとっては、特に何事もなかったかの様に過ぎ去ってしまう話なのかもしれませんが、このままシレっと移管というのもなんだかな～と言うことで、本日のへっぽこウォリアーの冒険記は一時お休みです。


　と言いますのも、長年、この世界を管理して下さった株式会社ゲームオン、PC版黒い砂漠運営チームの皆様に一言お礼を申し上げたいと思った次第でございます。


　この世界に降り立ってから約5年。

　様々なイベントを通じて砂漠世界を盛り上げて下さった運営チームの方々。

　わたくしを含めた多くの冒険者に、時には笑みを、時には困難（？）を与え続けて下さいました。


　これ程多くの冒険者を楽しませる為には、さぞかし表には出ぬご苦労がお在りだったのではないかと思います。




　しかしその結果は、ウォーターフェスで釣り放置が忙しいこの時期なのにも関わらず、街には多くの冒険者の姿が見られる状況を生み出しています。

　それもこれも、この世の管理者たる運営チーム皆様のひたむきな努力があったからこそだと感じるところです。


　当冒険記がこれだけ続けてこれたのも、ひとえに表に出ない方を含めた運営チーム皆様の力があったからだと思います。


　この世界を旅する、売り上げ貢献度の低いいち冒険者が言うのもなんですが。

　約5年間、大変お世話になりました。

　ありがとうございました。




　てことで、次に冒険者仲間の皆様とお会いするのは、新天地（？）株式会社Pearl Abyss運営による砂漠世界となります。


　もともとこの世界の創造主たるPearl Abyssですから、これまでの運営チームと同じ様に冒険を盛り上げてくれる存在となってくれる事でしょう。


　それでは皆様、ひと時のお別れです。


　ありがとうゲームオン運営チームの皆様。

　そして、よろしくお願いしますPearl Abyss。


　へっぽこウォリアーの冒険は、まだまだ続く・・・

涙を流す（？）キノコ

　ガネルとべディルの争いの犠牲になってしまったという可哀そうな精霊さんの為にお花を摘む任務を得たへっぽこウォリアー。




　何やら黄色いお花限定という話だったのですが、黄色いお花はラニー山荘のすぐ外に咲いていましたので、即手に入れる事が出来ました。


　次にそのお花を持ってクラルスキノコの所へと向かえという話だったんですけど・・・くらするきのこ？




　くらるすきのこって何ぞや？と思ったら、ポリの森拠点管理キノコの貴方（？）でしたか。


　この世界では拠点管理業務を行う謎の存在って珍しくありませんのでね。

　あまり印象に残っていませんでしたわよ。




　さてこの拠点管理キノコさん。

　亡くなった精霊ポリーさんが生前、一番好きだったキノコ（？）だということなんですが・・・


　異臭はいただけませんねぇ・・・


　精霊ポリーさんには結構マニアックなご趣味でもあったんでしょうか。

　人間にしてみれば異臭でも、精霊としては良い香りに感じるものなんでしょうか。




　しかも変な液体まで出てるというね。

　どこまでも毒々しいキノコ様でございます。


　で？

　その拠点管理キノコ様に、積んできた花を肥料としてくれてやる？

　そういう目的の花なの？


　ま、なんだか良くわかりませんが、異臭が漂い変な液体を流すキノコ様に黄色い花をくれてみますと・・・




　溶かされましたよ・・・。


　これは一体、何の作業なんでございましょう？

　まさか、（何らかの）目論み失敗？




　するとこのタイミングで闇精霊ちゃんが飛び出してきました。


　臭いぃ！！って、精霊にとっても臭いの？これ？

　んじゃやっぱり精霊ポリーさんが特別マニアックだったのかしら？




　異臭に耐え切れず飛び出してきた闇精霊ちゃん。

　ここでなんともご都合主義な情報をねじ込んできやがりました。


　クラルスキノコは相手に自分の感じた感情を共有？

　伝えられるっていう事？


　てことは？

　もしかして異臭の原因はへっぽこさん？

　へっぽこさんが嫌われてますよって話？？




　しかし、闇精霊ちゃん的には、この謎の液体はクラルスキノコの涙であるという解釈みたいです。


　え？このキノコ様泣いてるの？

　異臭を放ちながら？


　まぁ・・・あくまでこれは闇精霊ちゃんの受け取り方ですからねぇ・・・

　へっぽこさんにはちょっと良くわかりません。
　



　さらに闇精霊ちゃんは、

　「キノコの森の精霊ラニーはガネルを助ける事はないと思うぜ！」

　なんて説を唱え始めます。


　今このタイミングで何を言い出すんだか。


　まあ、精霊はガネルとべディルどちらの味方もしない！とはっきり言ってますしね。

　それについては否定はしませんけども。

精霊ポリーと追悼曲

　カーマスリビア各地の視察へと出発したへっぽこウォリアー。

　最初はキノコの様なモンスターが沢山のポリの森はラニー山荘へと向かいます。




　そこに居るのはもちろん、キノコ要素をふんだんに取り入れたお姿の精霊、ラニーさんでございます。


　久しぶりに人間的な生き物を見たぜ！と驚きを隠せない精霊さんなんですが・・・




　百億・・・一千億・・・って、絶対適当言ってますよね、この人。


　ちょっと前にもウチのヨルドゥンねえさんがこの辺うろついてましたしね。




　などと言っていたかと思えば、次いで出た言葉は最高精霊メリンドーラ様と同じ。

　やっぱり精霊たちは皆、人間（エルフ？）の所業にお怒り（呆れている？）ご様子でした。


　でも・・・

　カーマスリブの光を取り戻すまでは・・・？




　ま、　カーマスリブの光を取り戻せば文句はないという意味なのでしょうね。


　てか、取り戻せよ！という圧力を感じる気がします。




　そして、突然歌い始めるラニーさん。


　これって、都市と森のミュージシャン（笑）ブルー・アナト様が歌っていたお歌じゃないですか。




　そう言えば、この歌詞にあるポリーってどういう意味ですかね？

　ポリの森の事？

　それともポリーさんという方が居たというお話？




　ポリーの居ない？って事は、お歌は精霊ポリーさんのお歌って事でしょうか？

　ポリの森だのポリーだのややこしいですわね。




　それにしても何故、突然この歌を歌いだしたのかと言えば、お仕事を依頼する都合があったからみたいですね。


　しかし、はて？

　ポリーの生前好きだったお花・・・？

　生前？


　ああ。

　そう言えば最初にこのお歌を聞かせて下さったブルー・アナトさんが、ガネルとべディルの争いの犠牲になった精霊さんが居るとかおっしゃってましたね・・・

　それが精霊ポリーさんであり、この追悼曲ですか・・・