not so friendly.

　カーマスリビアを取り巻く様々な問題を少しずつ知る事になったへっぽこウォリアー。

　続いて、この国にとって大変重要な存在である精霊様の最高位におわすお方、メリンドーラ様の話を聞きに行きます。




　相変わらずパプーなお姿のメリンドーラ様。

　ていうか、今まで一度もその本来の姿を見せていただいた事がないんですけど。

　本当はどんなお姿なんですかね？




　カルフェオンの力を借りても問題解決にはならないというメリンドーラ様なんですが、自己紹介もなしにそんな話を始めるものですから、この方だけは記憶喪失になっていないんじゃないか？という感じがしますが・・・




　ブロリナ女王から紹介された人間という事は、やっぱり最高精霊様もへっぽこさんの事など忘れちゃってるのね。

　過去に色々とお仕事をさせて頂いたり、有料バフを貰いに来たりと、結構お会いしてきた筈なんですけど。


　で。

　初対面の外国人相手だからなのか、何やらちょっと冷たい感じがします。


　俺ら精霊は、ガネルとベディルどっちの味方もしねーよ？


　ですって。




　微妙に気まずい空気の流れるメリンドーラ様との接見。


　とにかく、ポリの森とアーチェル警備警戒所を見てくれば？とこれまたなんか冷たい対応です。

　これじゃ、詳しくお話を伺う雰囲気ではありませんよね。




　てことで、行ってきな。と。

　若干、厄介払いでもされる様に送り出されてしまいました。


　案内は、オフィリアさんがしてくれるそうです・・・。


　そうですか。

　いやいや、お邪魔しました・・・




　以前のメリンドーラ様を知っているだけに、その対応に少々戸惑いを感じるへっぽこさん。

　ま、とりあえずカーマスリビア各地の様子を見てみるしかありません。


　てことで、またまたオフォリアさんと合流。


　いやま、一応メリンドーラ様とはお会いしてきたんですけど・・・




　ああね。やっぱり。


　なんか冷たいですよね？メリンドーラ様。




　そのセリフも実際にご本人の口から聞いて来ましたし。

　これは話に聞いていた以上に精霊様たち激おこなのかもしれませんねぇ・・・




　かと言って、今すぐ何か出来るという訳でもありません。

　今へっぽこさんに出来る事はと言えば各地の視察。

　まずは、ポリの森から見に行くみたいですね。

暗黒と闇の違いって？

　カルフェオンを襲った黒い死と暗黒の精霊。

　複雑に絡み合った様々な事件。


　一体、何をどこから改善すれば、カーマスリビアに平和が訪れるのか・・・


　へっぽこな頭脳は既に煙を上げている状態です。




　これまで知らされた事を半分も理解していない状態のへっぽこウォリアーに対し、さらにオフィリア・アイネルさんはこうつづけます。


　アヒブとの戦いに勝てば全てが丸く収まるってな簡単な話じゃねーよ？


　と。


　今までの話を聞いて、それは何となく分かりましたけど・・・




　続けて、このご発言って・・・


　あ・・・れ？


　もしかして、オフィリアさん的には今回のカルフェオンとの軍事協力案に反対！という感じなんですか？・・・ね？




　彼女の真意はわからぬまま、この先は最高精霊メリンドーラ様のご意見を伺うようにと言われました。


　ま、最高精霊様のお考えというのも気になりますわね。




　するとここで闇精霊ちゃんがポンっと出ました。

　どうやら闇精霊ちゃんもへっぽこさんと同じ違和感を感じた様で。

　オフィリアさんは「この一件から手を引け」。そう言っているのか？と疑問に思った様です。


　そういえば、闇精霊ちゃんってへっぽこさん以外にその姿は見えてないんですかね？

　こんなでかい野郎が突如現れたというのに、オフィリアさんは無反応ですから。




　それはどうでも良いとして、闇精霊ちゃんは改めてカルフェオンは信用ならんと言ってます。


　あのー。

　君も星の墓場を一緒に旅してきたでしょう？


　あの一件だけを考えてみても、カルフェオンが胡散臭いなんてのは今更な話でしょうに。

　君も相変わらずボ〇が酷いですわね。




　おまけに、君自身本当は何か知っている事があるんじゃないの？って話です。


　暗黒の精霊とかって言ってますが、君と無関係とは思えませんが。




　ま、とにかく最高精霊メリンドーラ様に話を伺うのが先です。

　本当はここで、初めてパプーな姿の最高精霊様とお会いするんですね。


　最高精霊と聞いて行ってみたらアレあのお姿ですから。

　初めて見る方はベタな出落ちに遭遇する事になるのです。

歴史の授業（エリートコース）

　長年この世界を冒険してきたへっぽこウォリアーであっても、全く理解が追い付かないカーマスリビアの今まで語られてこなかった歴史。




　謎の彼の登場と共に、複雑さを増すばかりのお話はまだ続きます。


　で？

　なにこれ？

　ポエムですか？




　そしてまた、面識のない方の登場ですよ。

　ベディルの首長ジョシュア・オドアさんね。

　この間ブロリナ女王から初めてこの方の名を聞かされたと思うのですが、この人物がベディルの先代首長でしょうか？

　んで、後を継いだのがウィオレンティア・オウダーさん？




　それにしても、歴史を後の世に伝える目的であるはずの書が、とにかく不親切ってのは問題があると思います。

　誰が読んでもある程度理解出来る構成にしていただかないと・・・




　あまりに難解な歴史書と向き合うへっぽこさん。

　だんだん顔がア〇の様になっていた事でしょう。


　それを見かねたのか、オフィリア・アイネルさんから助け舟が出され(？）ました。


　そうそう。解説が必要ですよ。これは。




　しかし、オフィリアさんの解説もまた意味不明だと言うね。


　なんか、力説していらっしゃいますけど・・・

　もっとこう、分かり易く教えて下さいませんかね？


　おまけにこれってオフィリアさん的な考えですよね？

　例の謎の彼を逃がさなかったら良かったんじゃないか！（多分）って。


　てことは、謎の彼を助けろと言った精霊さん達をディスってる恰好になりますけど。




　そして何故だか、この事件を通じて別世界アドウィルの存在を知ることになったそうでございます。


　まーたnew wordsですよ・・・

　全く話に付いて行けてないへっぽこさんにしてみれば、アドウィルってどこやねんって話です。




　それは、ルトラゴンと呼ばれる女神の息子たちの世界・・・


　ほう・・・。


　ルトラゴン？

　なんかどっかで聞いた事のあるような単語ですが・・・

　なんでしたっけ？

　なんか、アーチャーさんと関係あるお話でしたかね？




　そのルトラゴンの指導者(？)が黒いたいようをえがいたあのだんせい・・・


　本当に説明する気持ちがありますでしょうか・・・




　で？

　ルトラゴンの・・・カプラス？


　ああ、例の沢山集めると装備が強くなっちゃう石の名ですか？

　いや、人の名前なんですか。

　ああ。そう言えばなんかカプラス洞窟やら秘密基地とかってのも見たことありますね。

　ただね。何せ古い話ですから、それが一体なんだったのかなんて覚えてないんですよ・・・




　にもかかわらず、お前様ならご存じだと思う。ってね・・・


　先生！あのう、すいません。

　全く授業についていけてないんですけど！


　補習は・・・補習はありますか！？

三人の姫

　カーマスリビアについて早々、話はどんどん重苦しい雰囲気に包まれて行きます。




　まだ、開始間もないこの状況でこの雰囲気。

　大丈夫なんでしょうか？


　とにかく、カルフェオンに黒い死が訪れたちょうど其の頃、カーマスリビアには闇の精霊が現れたそうでございます。

　黒い死って、確か謎の疫病が蔓延して大勢の人が亡くなったとかってあの事件でしたかね？




　詳しくは、この記録の中に・・・って。

　・・・？？


　アメリア、ブロリナ、キャサリン、三人の「姫」？？


　あれれ？

　てことは、先代女王、黒い花と呼ばれたアメリア・オーネット様は現在の女王ブロリナ・オーネット様の母上ではなく、お姉様？？？

　キャサリン様は妹君って話ですか？


　で？新たに登場したガネルの首長、オリアナ・オネット（オーネット？）様ってのが三人の姫の母上様なんでしょうか？


　まったく、ハッキリとした説明抜きに話がガンガン進むもんですから、へっぽこウォリアーの頭は最早パンク状態ですよ。




　だから、詳しい話は記録を読めって？

　そりゃそうでございますわね。

　でも、そう言いながら毎度詳しい内容が書かれてなかったりするのでございましょう？


　と言う事で、貴重なカーマスリビアの記録を記した書を手にするへっぽこさん。




　ですが、いきなり何ですか？これ。


　これ、読んでも大丈夫な物ですか？

　なんだか呪われそうな感じがするんですけど。




　出てきた彼が最初に発した言葉って・・・

　この彼がどなた（闇の精霊？）なんだか知りませんが、とにかく最悪な登場の仕方ですわね。




　挙句に、出てきて早々、太陽に目をやられるってね。

　地底人ですか？この方。




　さらに、私たちの矢に撃たれ（？）たり、流れた血でなんか書いたり。

　内容がドス黒過ぎるんですけど。




　なのにそんな謎の彼を消滅させるべき悪魔だと罵りながらも逃がしてあげちゃった！


　・・・。

　なんで？




　ああね。

　精霊さんたちが止めたんですね。


　しかし、ここまで読んでも、彼って誰なんだかも分かりません。

　何故、精霊さんたちが謎の彼を助けたのかも不明です。


　そもそも、一体何の話なんですか・・・これ。

世界を覆う闇

　良く考えてみますと、首都グラナへ着いてからというもの、重い話しか聞かされていない様な気のするカルフェオン使節へっぽこウォリアー。




　そしてまた一つ。

　多分ヘビーな内容の話が追加されました。


　正直、興味本位で続きを聞こうという気にはなれません。




　ですが、ここまでのお話をへっぽこさんに伝えるという事は、何らかの意図がある筈なのです。

　先ほどお会いしたばかりのブロリナ女王から、再びお声がかかりました。


　しかも、呼び出された場所は御神木に近い塔の上。

　大勢の人の前では話せない事でもあるんでしょうか？




　そこにはグラナ到着を迎えて下さったオフィリア・アイネルさんが来るのだそうです。

　なんてったってブロリナ女王の足になろうとする方ですからね。

　女王の密命を受けてやってくるのでしょう。




　という訳で、カーマスリブの木に近い塔へと移動。

　パトリジオさんがいらっしゃるあの塔です。




　塔の上には既にオフィリア・アイネルさんが待っていらっしゃいました。


　彼女、待ちくたびれてしまったんでしょうか？

　やけにリラックスしまくってる感じですわね。




　へっぽこさんの姿を確認した彼女は静かに語り始めます。


　本当は結構長い期間あちこちカーマスリビアを見てきた身なんですけど・・・それでも今回新たに知った事が多すぎるといいますか。

　確かに当初抱いていた印象とはこの国が違ってみえる感じにはなってます。




　で。

　ブロリナ女王様から何かしらの命を受けて来たであろう彼女の話は本題へ。


　聞く前からまた激重な雰囲気が漂っています。

　リラックスムードな雰囲気で淡々と話を進める様子の彼女。

　話の続きを聞くのがちょっと怖いですわ。




　この話は、カルフェオンも他人事ではないという彼女。


　黒い死、闇の精霊・・・


　長年冒険を続けて来ているにもかかわらず、いまいち良くわかっていないへっぽこさんなんですけども・・・

　良くない話だってのは分かります。