ビールを作り続けた料理人
数日間ビールを作りまくり、なんとか最後の料理昇級依頼を受注出来るところまでたどり着きました。

そして向かったのはアルティノ。
前回の昇級依頼と同じく、料理人エドマンさんの所でした。

相変わらず物凄い顔面を晒しながら料理の腕を振るうエドマンさん。
でも、焼くだけならあまり料理ではないような?
ま、下ごしらえの段階なんですかね?
それより、最後の昇級依頼という事で、どうせ定食系とか材料が大変なお題が出されるんだろうなぁ・・・とか思っていたんですが・・・
兵士の為の食糧ということは、やっぱりアレですよね?

はい。お題は騎士団の戦闘食です。
やっぱりね。
材料が大変な系のやつです。
しかも、50個作って来いと。
あちゃ~、流石卒検。なかなかの難問でございます。

ここからは手持ちの食材なんかを必死に加工したりしながら、まずは材料となる料理から制作開始。
なんでも貯めておくへっぽこ料理人ですので、意外と材料に困ることはありませんでした。
しかし、何か月(何年?)前だか手に入れた牛乳を加工したチーズとか平気なんですかね?
そもそもが以前と変わらぬ地獄の様なごみ屋敷で調理している時点で衛生的に怪しいのが問題かもしれませんが。
料理現場を見られたら、こんな定食だれも食べてくれませんよねぇ・・・。
ま、狩用の定食素材として自己消費してしまうので、人様に食べさせるものじゃないんで問題ないんですけどね。
さて、そんなこんなでなんとか材料を用意し、次は騎士団の戦闘食作りを開始。

適当に、この位あれば戦闘食50食分には足りるだろうと初めてみましたが、今や一回に20食とか出来ちゃう事もあるみたいでして。
もちろん、一回の調理で一食分しか出来ない事もありますから、同じ材料で20食分出来てしまうとか全くアンビリーバボーな話なんですが。
今は思ったよりも定食50食制作って楽になっていたんですね。

てことで、考えていたよりも余程簡単に依頼目標達成となりました。

そして、エドマンさんに50食完成のご報告。
この時、特に出来上がった料理を納入するとかもなく、ただ出来たよとご報告するだけで済んだのはちょっと得した気分でした。

そして、最後の料理昇級依頼も無事完了。
ほぼ、労働者の為のビールのみを作り続けて約5年。
へっぽこな
なったのか?
謎ですけど。

しかし、昇級依頼のみをやってきたへっぽこ料理人ですから、エドマンさんのところにも料理関係の依頼が残りまくってます。
当然、作ったことの無い料理が沢山。
よって、レシピも穴だらけ。
てか、穴ばっかり。
料理も作れば知識が取得できますから、今後も少しずつは目新しい料理にチャレンジしていきたいなと考えるへっぽこ料理人でした。

