カドゥイルの森の密猟者

　急ぎ首都へ向かいたいところなんですが。

　また闇精霊ちゃんのワガママにつきあう形でカドゥイルの森へ。




　アタニス池から知恵の古木へと向かう街道を望む崖の上。

　無駄に上りにくいこの崖上に、あの密猟者が居るはずです。




　しばらくぶりにお会いする密猟者ジェーリモ氏。

　相変わらずどんな顔をしていらっしゃるんだかわかりません。


　そう言えばこの方、密猟者の頭目らしいですわね。

　部下の姿なんて見たことありませんけど。


　もしかして、カーマスリビア各地にいる密猟者って貴方の手先なんですか？

　奴ら近づくと、へっぽこさんに対して有無を言わさず発砲してくるんですけど。

　もしあれが部下なのならば、教育がなってないですよ？




　それはともかく、俺と会うやつは二つに一つだとか気取った感じでおっしゃってますが。

　心が通じ合うか、もしくは通じ合わないか。って、そもそもがその二択以外無いじゃないですか。

　通じあっているような、通じ合っていないような微妙な感じ～とかってのは無いでしょう？


　てか、やっぱりジェーリモさんもすっかりへっぽこさんの事など忘れているんですね。

　貴方は以前から忘れっぽい感じでしたけども。




　ま、とりあえず依頼を確認・・・と。

　すると急に「よう！」とかって。


　気取ってみたり、急にフレンドリーな感じになってみたり。

　・・・情緒不安定ですか？

　変な人ですね、まったく。




　すると、メインの依頼の他に、いくつか依頼があるようですわね。

　何時からこんな依頼が発生していたのでしょう？

　ま、きっとリニューアルのついでに増えたんでしょうね。




　メイン以外の依頼はまたろくでもない密猟依頼だと思うので、とりあえずメインの依頼をのぞいてみます。


　するとなんだか勝手にベラベラとしゃべりだすジェーリモ氏。

　あら。貴方カルフェオンの人なんですか？

　多分初耳だと思うんですけど。


　そう聞くとあれですわね。

　密猟者の取引先もやっぱりカルフェオンの人？なのかなとか思いますよね？

　すると思い浮かぶのはあのくそじじい強欲議員。


　・・・単なる思い過ごしだといいんですが。




　そんな密猟者ジェーリモ氏に情報が欲しいという話をしましたところ、情報が欲しければビックホーンリザードを捕まえて来いよなんて言われてしまいました。


　ビッグホーンリザードだったらその辺にウロチョロしてますけど・・・生け捕りにしろ？と。




　生け捕りってのはちょっと難儀ですよねぇ？

　なんか、専用の罠でもあります？




　ジェーリモ氏が言うには、生け捕るにはネズミが必要。

　だからネズミを盗んで来い！

　だそうです。


　なんともまあ、勝手な要請ですこと。




　近場にいるフリーエラさんがネズミを飼ってる（？）から、そこから盗めば良いって・・・

　密猟をやらせるだけではなく、盗みもやらせるのか貴方は。


　ほんと、この人に絡むとろくなことが起きないです。