沈黙は・・・
どうやらキャサリン姫のお話を聞きたきゃ、俺の仕事を手伝えって事らしいです。
てことで、無意味な程硬い
急いでプリトラさんの元へと戻りました。

するとその僅かな間に、プリトラさんの元へとオビー・ベレンさんがやってきたそうです。
例の石板に書かれていたナク神様の話をしゃべりまくっていった様ですね。

ついでに、異邦人であるへっぽこさんが、カーマスリビアに希望を齎す存在になるかもしれない。なんて話をしていった様です。
これにプリトラさんも同調。
しかし、変にハードルを上げてもらっても困るんですけども。

そんな話に続き、突然プリトラさんが妙な事をつぶやきます。
ん?なんですかこれ?
何かの伝承ですか?

ああ、これってキャサリン姫のお言葉なんですか。
へぇ。
それにしても、姫が日記の冒頭に書いた言葉を良く覚えていらっしゃいますわね。
記憶力がよろしいんですねぇ。
鍛冶屋にしておくのはもったいない感じですよ。

その後、キャサリン姫は精霊さんたちと森の音を記録していたそうです。
良くわかりませんが、なんだか難しそうな事をしていらっしゃったんですね。

そして、恐らく?
黄色で、青くて、赤い春の花?
何言ってるんですかね?
こいつは盛大に意味不明ですわ。
それに、アメンボの泉?フラミンゴの巣?
なんかの暗号ですか?これ。

なんかよくわかりませんけれども、カーマスリブの光を取り戻すため、キャサリン姫は様々な
ほぅほぅ。
姫様は一体何をしていらっしゃったんでしょうかね。

しかし、鍛冶屋プリトラさんの覚えている記憶はここまで。
キャサリン姫が具体的に何をしていたかまではわかりませんでしたよっと。
最後にキャサリン姫の足跡を追うのか?と聞かれましたが・・・
へっぽこ頭脳にはわからない事だらけですけど、だからと言ってこのままスルーしちゃう訳には行かないですよねぇ?
ま、親書配達任務をこなしつつ、できる限りキャサリン姫情報を集めて行ってみたいと思いますけど。

ですが、姫について知ろうとするならば、気をつけろよ!と注意されました。
そんな事をしていると、アヒブに襲撃されるかもしれんという事らしいです。
あらぁ。
そりゃね。
キャサリン姫の命を奪ってまで、カーマスリブの光を取り戻すのを阻止したのは、紛れもないアヒブですからね。
でも・・・命を狙われるかもしれないので帰りますって訳には行かないんですよ。
一応これでも冒険者の端くれですから。

さらにプリトラさんからはこんなアドバイスも頂きました。
その人が信用出来る人物かそうでないか。よく見極めろ。ってね。
ですがね。これって大変難しい事ですわよねぇ?
誰もが分かり易い悪党だと楽なんですけど、世の中そうではないですからねぇ。

そして、キャサリン姫がそうであったように、沈黙を維持しろ。
ですか。
キャサリン姫様はお口の堅い、しっかりとした方だったんですね。
昔から沈黙は金、雄弁は銀などと言いますものね。
肝に銘じておきます。

