火つけ役はいつも闇精霊

へっぽこウォリアーを庇う聖人アンベリフ様を巻き込んで、知恵の古木の上は大騒ぎ。
そんな騒ぎを見れば、三度の飯より揉め事が大好き(?)な彼が黙って見ている訳はありません。
呼んでもないのに出てきましたよ。

で。
何を言うのかと思えば、オフィリアさんつめてーなぁ?ですって。
でもね。
彼女が怒っちゃうのも当たり前なんだと思いますよ。
案内役としてのお役目もありますし、てことはお立場ってなものもある訳で。
そんな彼女にしてみれば、案内するべき外国の使節がフラフラとあっちこっち行って、いつまで経ってもなかなか首都に来やがらないという状況は、非常にマズいと考えるのが当たり前だと思いますよ。
ま、ビブ・フォレタ山荘へ行った所あたりまでは良かったんだと思います。
その後、密猟者ジェーリモ氏に会った後、マンシャウムの森へ行こうぜとか君が言い出した辺りからおかしくなったんだと思います。
つまり、オフィリアさんのお怒りの原因は、闇ちゃん、君にあるんです。

でも、闇精霊ちゃんがへっぽこさんの言うことを聞く訳もなく。

むしろ怒った相手をディスっていくというね。

終いにはオフィリアさんを下級者呼ばわり。
よりにもよって下級者ってなんだよとか思いますけど。
聖人アンベリフ様は上級者だと言ってますから、位が高いとか低いとかそういう話をしているんですかね?

ま、とにかくお怒りのオフィリアさんは放っておいて、アンベリフ様に古代精霊オギエールについて聞いてみようぜ!と抜かす闇精霊ちゃん。
いや・・・だから君は。ほんと懲りないねぇ・・・。
だって、まだオフィリアさんそこに居ますよ?
彼女のお怒りを無視して、古代精霊について聞いている場合ですか?

完全に空気の読めないタイミングでの問いかけにアンベリフ様は真面目に答えて下さいましたが・・・

ほら!やっぱり!
オフィリアさんのお怒りに燃料追加した感じになっちゃったじゃないですか。

そして、怒り冷めやらぬ状態だった彼女は、猶更ものすごい勢いで再度アンベリフ様に意見します。

そのあまりの勢いを前に、アンベリフ様はこの表情。
鳩が豆鉄砲を食ったみたいになっちゃいましたよ・・・
同じく、へっぽこさんも「・・・」

