絶えず祈りなさい
そんな騒ぎが起きている情報を掴んだへっぽこウォリアーは、大砂漠を横断して首都バレンシアへ向かいます。

まず何が起きているのか事態を把握しなければなりませんが・・・
お話を聞くべき相手はどうやらシャハザード王の様ですね。
ま、王様ならばこの国で起きている事件は全て把握していらっしゃるでしょうから、王様にお聞きするのが手っ取り早いでしょう。

てことで、超お久しぶりな感じのシャハザード王の御前へと(大剣を担いだまま)進み出るへっぽこさん。
バレンシア王を前にしながら無礼千万の登城でございます。

しかし、ここでも一応国を救った英雄的な扱いのへっぽこウォリアーですので、特に無礼を咎められる事はないのです。
おまけにほとんど挨拶にも来やがらない外国人ウォーリアをちゃんと覚えていて下さっているというのは嬉しい限りでございやす。

そして早速、シャハザード王からも謎の炎に関するお話が飛び出しました。
不穏な炎?
このおっしゃり方からすると、単なる火事とかではなさそうですね?

次に王様のおっしゃった「炎の速度が速い」というのは・・・
火が燃え広がる勢いが凄いって意味ではなさそうですね?
手がかりが見つからないと言う事は、炎自体が移動している・・・?
それって・・・
もしや、幻想馬ドゥームがこの辺を走り回っているって事なんじゃ・・・

いや、だから王様。わたくしの話聞いてます?
ここまで幻想馬を追ってきたへっぽこさんの旅の流れから想像すると、謎の炎の原因はどうもドゥームくさいっすよ?それ。

いや、今のところ確証は無いんですけど、急に炎が現れたり、それが凄い勢いで移動していたりするのでございましょう?
となるとやっぱりね。

いやだから、お祈りとかではなくて。
もしこの辺を幻想馬ドゥームが走り回っているのだとしたら、それを探すのが先なんじゃないかと。

ああ・・・ね。
へっぽこさんの意見は見事にスルーしながら、ご丁寧にお祈りの場なんてものを用意して頂いて。
それじゃ・・・お祈りしていくしかありませんねぇ・・・

