カプラスの証言

思い返せば、なんやかんやと理由を付けられて、いままで何度もここに来ておりやす。
その度、本を探せだの持ってこいだの言われた訳ですが。

かと言って、目的の物が何処にあるのかなんてわかりゃしないんですが、大体いつも辺鄙なところに隠してあったぞと。
また今回もそんな感じでした。

そしてまた錬金術師ゴルガスさんの元へ。
まさかいまだにあの場所にあったとは!
なーんて驚いていらっしゃいますが。
まだそこに存在しているか不明の物を人に持ってこいと言うのはどうかと思いますよ?
ま、在ったのでいいんですけど。

散々お名前を聞きつつもいまだにその正体が良くわからないカプラスさんの書を眺めるゴルガス氏。

どうやらあの隕石みたいな物の事をブラックスターと名付けたのはカプラスさんみたいですね。
へぇ。

当然、カプラスさんもブラックスターに遭遇したと。

でも・・・ブラックスターに遭遇したカプラスさんは・・・
なんですかね?これ。
一体何が言いたいのやら。

しかも、カプラスさんの見たブラックスターは今星の墓場にあるものとは違う?
もっと昔に落ちた別の物ってことですかね?
へぇ。
あんな物騒なものが何回も落ちてるだなんてね。
困った話ですねぇ。

しかし、今のブラックスターの周辺で起きている事とカプラスさんの証言には一致することが多いとおっしゃるゴルガス氏。
だから、カプラスさんがそうしたように、散らばった黒いオーラを集めればブラックスターに潜む本物を引っ張り出せるだろう!
ほうほう。
そんなもんですかね?
しかし、ここで言う本物って・・・
一度ブラックスターソードを作った事のあるへっぽこさんならわかります。
あの隕石をばしばし降らせてくるアイツの事ですよね?
多分ですけど。

