オビー・ベレンだけが知る話

　気がかりなオーウェンさんの行方を一切追うこともせず、知恵の古木へとやってきたへっぽこウォリアー。




　半ばやけくそ気味にタリバルの糸とやらの情報集めに勤しみます。


　情報を得ようと話を聞いたオビー・ベレンさんの方はというと、現在大騒ぎ中？




　獣のような赤い目？

　一体、何の話を始めてしまったのでしょう？

　さっぱり分かりません。




　それは何の話かと思えば・・・

　ああね。

　アヒブの事でしたか。


　何やらこの近くで紛争が起きたんですってね。

　ですが、何とか撃退したって話を聞きましたが。

　まだ騒ぎは続いているんでしょうか？




　さらにここでそのアヒブに関する新情報が飛び出しました。

　アヒブが・・・狂暴化しているというのです。


　赤い目をして、狂暴化？

　アヒブが？

　そりゃ尋常じゃありませんねぇ・・・

　変な薬物にでも手を出してしまったんでしょうか？




　と、ここで、オビー・ベレンさんお得意の「私しか知らない話」が始まってしまいました。


　過去の例から考えても、大して独自情報っぽくない話しか出てこない気はするんですけど・・・

　何の話ですかね？




　闇の大地オーディリタは、本来乾いた大地ではなかった！（じゃじゃーん）


　・・・ほう。


　いや、その話に左程食いついていない訳じゃないんですけど・・・

　ほら。

　オーディリタに関しては、解放された直後にちょこっとだけ物見遊山に出かけただけで。

　へっぽこさんは殆どあの土地にについて知らないんですよねぇ・・・。


　挙句に、本来（かつては？）とかって話をされても。

　そうなんすか・・・としか言えない訳でして。




　ま、とにかく本来乾いた大地ではないオーディリタには・・・


　何か消すことのできない呪いがある。


　何かって随分漠然としてますけど、なんかしらの呪いがあるんですね？

　そして、アヒブたちはその呪いにそまってしまったみたいだと。


　染まったみたい・・・

　あくまで予想ですか。


　までも、素直に考えればアヒブが暴走したって話と、その呪いって話には何か関係がありそうな気はしますねぇ・・・

　これもへっぽこさん視点の感想でしかないですけど。