族長様でも一個
一度は目の前に現れた巨大なトゥーロ族の族長に呆れられ、戦うことなく帰られてしまったへっぽこウォリアー。
しかし、再戦のチャンスは直ぐに訪れました。

前回の失敗を踏まえ、今度はエリート連中が出現した瞬間から猛ラッシュ。
幸い、普通のエリートと言ってもその辺のトゥーロ族とそんなに差が感じられなかったので、今度は全て撃滅!
その戦いを見ていた族長ウルトゥカが、
「お前、なかなかやるやないけ」
と言ったかどうかは分かりませんが、今度はやる気になってくれた様です。
おうおう。
冷静に見れば貴方、相当恐ろしい面構えしていらっしゃいますが、こうなりゃお相手して差し上げますですわよ。

そして、その手に抱く巨大な斧だか槍だかみたいなものを振りかざし、へっぽこなウォリアーに猛然と襲い掛かるウルトゥカ族長。
サイズ感の違いからするとへっぽこさんなどプチっと行かれそうなものなんですが、へっぽこさんも必死に奮戦します。
で。
その強さはというと確かに痛い。硬い。
流石族長ってだけの事はありますです。
ですが・・・所詮トゥーロ族。
一般のトゥーロ族同様、若干のウ〇ノロさんでございました。
攻撃を掻い潜り背後へ回るのも容易い。
ただ気を付けなければならないのは、通常攻撃と3連撃がある様でして、3連攻撃の最後の前に振り向いて来やがりますので、3連攻撃だと思った時には背後に回ったとしても安心出来ません。
さらに、一般トゥーロ族と同じくほぼノーモーションの叫び攻撃やビカビカ光った後の必殺技(?)みたいなのもありました。
ですが、どの攻撃もブロック可能。
慌てなければ意外と
無駄に硬い人には違いないですけど。

てか、族長本人との戦いよりも、周囲の一般トゥーロ族がリポップして来ちゃうほうが厄介です。
上手く戦えば楽な相手でも、こうなると結構ヤバげ。
ウォーリア職であれば、族長にピッタリくっついて、ちょろっと背後に回りつつ、ブロックしつつ、あまり動かずに戦う工夫が必要かなぁとか思いました。

その後、すったもんだしながらもどうにか族長ウルトゥカ様を見事撃破。
が・・・ね。
一般ドロップを沢山置いて行って下さったのは良いんですが・・・
なんていうかその・・・高価なベルトとかってのは・・・?
随分長い時間かけて倒したのにも関わらず大したものは置いて行ってくれませんでした。

そしてまた、何日かツンクタ通いをしている間に族長様と遭遇。
戦い方が分かれば左程脅威でもありません。見事撃破。
で、結果はやっぱり同じようなもの。
へっぽこさんはおひとり様ですから、倒すのに時間がかかるんですけど・・・
これっぽっちっすか?
てかね。
族長様との戦闘よりも、エリート3体を短時間で倒すほうが難易度高いんじゃ?
でも、何度かエリートと戦ったり、時には族長に愛想を付かされたりして分かったんですけど、大体クツム補助武器装備で攻撃力281位あれば、おひとり様でも族長撃破は可能なんじゃないかと思いました。
ただ、トゥーロ族狩りの最初に申しました様に、防御力340程度をキープしつつ攻撃力281って結構大変なものですけども。
ま、それでも不安ならば、エリクサーだの教会バフだの使って、攻撃力を底上げしてやると良いんじゃないかと。
一番良いのは、信頼出来る仲間と一緒に来ることだとおもいますけど。

さて、族長様を何度か倒しても、一切なーんも良いものが手に入らないで居たへっぽこさん。
不意に、その辺のトゥーロ族からこんなん出ました。
Oh・・・これが噂の死した神の鎧の材料ですか。
しかし、この「舞い上がる絶望の火種」は、正確に言えば神の鎧制作に必要な材料のそのまた材料。
鎧制作に必要な「絶望の炎」を手に入れるには火種が100個必要なのだそうです。
・・・100個て。
へっぽこさんの運が悪いだけの話なのかもしれませんが、やっと一個手に入れられた様なこの品を100・・・
このペースで行くと一体、何か月(何年?)かかるんすかね・・・

しかし、いつ終わりが見えるかも分からぬ遠いゴールだとしても、コツコツやっていかなければならないと考えたへっぽこウォリアーはその後もツンクタ通いを続行。
ある日倒した族長様から火種をゲットできたりもしましたが・・・
族長
まとめて10個くらい置いて行ってくれればいいのに。

