特別な関係。そうでない関係
OK!と言ったらどうなるだろう?
そんな軽い気持ちで返事をしてみたら、有無を言わさず知恵の古木へ戻る事になってしまいました。
なんというかその・・・
今の話は無かった事にしたいのですが。

ここから依頼をキャンセルしたらどうなっちゃうのか?
共同探索の話は無かった事にしてもらえるのか?
そんな事をあれこれ考えていると闇精霊ちゃんが出てきました。
なんだかご機嫌ななめですね。
ん?俺に相談なしに冒険の方針を決めるな?
ま、へっぽこさんからすれば、彼に相談しなきゃいけない決まりなんて無いんですけど。
闇ちゃん的には相談なしに決めるのは×なんだそうです。

何故ならそれは・・・
ん?それってオペンシラ様が言っていた言葉ですよね?
そいつが今、何か関係あります?

ああ。
闇の精霊はかつぼうのけしん。
基本的にヤバイ奴なんだから、そんなのに付き纏われてるあのダークナイトは危険だと言いたいんですね?
それを言うなら、へっぽこさんにもくっついてますけど・・・
でも、俺たちは特別。別格だからOK!と。
へぇ。
まぁ、わたくしにはその違いなどわかりませんけどね。

それに、彼女のやり口が気に入らないと言う、ウチの闇ちゃん。
こっそり後をつけてるのがバレたら、今度は一緒に冒険しようぜ!は許されないと。
まあね。
そういう言い方をすると、すごく感じ悪く聞こえますけどね。

ま、要するに、あの闇精霊を連れたダークナイトは信用ならないので、行くな。と言いたいんですね?
あー。
でもね。
闇精霊ちゃんがどうこう言う前に、へっぽこさん自体が行きたくないんですよ。
だって、彼女は知恵の古木に戻るって言うんですもの。

あ。
それにそうでしたよ。
へっぽこさんは、錬金術師カプラスさんのご息女に会いに行かなきゃならないんです。
だからと言って、実際お会いして、具体的に何の話をするとかそういうプランは一切ないんですけどね。
それよりも。
その娘さんが、へっぽこさんの予想通りのあの方なのか。
その辺、もの凄く気になるじゃないですか。

てことで、話はなんだか知恵の古木へ戻りたくないというへっぽこさんに都合の良い展開になりまして。
ダークナイトのアタラクシアさんは放っておいて、さっさとカプラスの娘さんに会いに行こうZe!と言う話になりました。
軽い気持ちとは言え、一度は共同探索を承諾したへっぽこさんとしては、若干後味が悪い様な気もしますが・・・
これって結局、ダークナイトさんの申し出を受けようが断ろうが、結果は同じだったのかな?とか思いますので問題ないでしょう。

てことで、次の行き先はここから北東。
サルンの境界と呼ばれる場所で、錬金術師カプラスの娘さんを探します!

