ちょっとそこ通りますよ

現場指揮官の方にこの先の通行は許可出来ないと言われてしまったへっぽこウォリアーなんです・・・が。
そう言われましても、わたくしにはこの先へ行かなきゃいけない理由があるんです。
アヒブ陣営に行く必要があるんですとは言えませんが。

指揮官様は、まだまだ敵の増援が来ると思われるのでここは危険です!とおっしゃいますが・・・
危険だろうが何だろうが、行かなきゃならんのです。
今更こんな事を言っても仕方ないんですが。
・・・なんでこの方に話かける必要があったんでしょう?
黙って通り抜ければ良かったのに。

しかし、依頼はこのまま指揮官様を無視してアヒブ陣営に向かう展開に。
こうなるのならば、余計に最初から指揮官様に話しかける必要などなかったですわね。

てことで、この先へ進んではならないという指揮官様のお言葉を完全に無視して先へと進みます。
まぁ、負傷したペリカが倒れこみ、治療を受けている様子を見たりすれば、この先へ行くのは危険という指揮官様のお言葉は十分理解出来るものなのですが。
すみませんねぇ。
へっぽこさんもお仕事(?)がありますので。
行かねばならんのです。

ガネルの陣営を離れしばらく行くと、突如周囲が騒がしくなりました。
丁度、この先にある橋を境にガネルの軍とアヒブの軍が対峙している様です。
こちら側のガネル軍にはレンジャーさんやらパデュス族の兵士の姿がみえます。
向こう側のアヒブ軍の方では、カルクが宙を舞い、例の大熊兵(?)やら巨大狼やらがこちらに睨みをきかせている状況。
てか、両軍距離が近いですわね。
いつバチバチの戦闘が起きてもおかしくない距離ですわよ、これ。
で。
そんな緊迫した状況下に、今おそらくこの世で一番空気の読めないへっぽこウォリアーは・・・
殺気立つ軍勢の間をトコトコと通り抜け、シレっとその先にある橋を渡って行っちゃいます。
ちょっとそこ通りますよ。っと・・・

両軍を分かつ橋を渡り、アヒブ陣営へと入って行くへっぽこさん。
後ろの方から、
「おい!なんだアイツ!」
「あれ?あいつカーマスリビアの翼じゃね?!」
「どういうことだよ、あれ!」
なーんて声が聞こえて来たような気もしますが、そんなのも無視です。
そして次の目的は・・・このアヒブ兵士さんとお話するのね?

とりあえず、へっぽこさんがここへ来るというのは、ちゃんと話が通っていたみたいですね。
しかし、遅いと。
いやーこれでも結構寄り道せずに来たつもりなんですけど。
それよりキエナ様って誰ですか?
また新しいアヒブのお偉いさん?

てことで、今度はそのキエナ様に会いにアヒブ陣営奥深くへと向かいます。
それにしてもアヒブ軍と来たら、まーたカイザーグリフォンとかまで連れて来ちゃってね。
ん?アヒブズグリフォンかしら?
どっちでも良いですけど。
熊だの狼だのカルクだのグリフォンだの。
使えるものは何でも使うスタイルっすか・・・

