翼に向けられた疑惑
ドジャックトンネルを後にし、ガネルの警戒所へと戻ります。

てことで、依頼完了。
この方、頼まれごとを断れないなんておっしゃってますが・・・
その依頼を見事わたくしに丸投げして下さったんですけどね。

ついでにアヒブの変化にはお気づきの様です。
なんでもね。
トンネルに陣取っている彼らは堕落したアヒブなんですってよ?
普通のアヒブではないらしいです。
ま、詳しい事はへっぽこさんも知らないので、何がどう堕落しているの分からないんですけど。

と、そこへ聖人アンベリフ様が到着なさいました。
あれあれ。
こんな前線まで。
どーも、どーも、お疲れ様でございます・・・

で。
何故ここで君が出てくるかね。
ん?
周りにいるガネルの皆さんがへっぽこさんを見てヒソヒソとやっている?
ああ・・・

ですよねぇ・・・
何食わぬ顔でアヒブの陣営に向かったかと思えば、そのまま何事もなかったかのように無事に帰って来たりしてるのを大勢の兵士に見られていますからねぇ・・・
疑うなという方が無理な話でしょうねぇ・・・

そりゃアンベリフ様もたくさん聞いてくるでしょうねぇ。
そりゃ仕方ないですわね。

てことで、到着したアンベリフ様にご挨拶。
どうもどうも。
ん?
キャサリン姫の日誌?
そりゃもう覚えていますですよ?
なんですかこれ?とりあえず世間話?
なんか質問のタイミングを伺っている感じでしょうか?

と思った次の瞬間。
見事なまでのドストレートが吹っ飛んで来ました。
いやー・・・密かに協力してるって・・・
ん~・・・なんていうかその~・・・でも、あまり否定は出来ない感じなような・・・

絶望的なほどに歯切れの悪くなるカーマスリビアの英雄へっぽこさん。
その時、国境の真実という知識を獲得。
一体、何が真実だと言うのか・・・。
やましい事がある人間にとっては、何やら意味深長に聞こえる知識でしたとさ。

