進言

しかし、カーマスリビアきってのストロングスタイルなこの方、ハセル・アゼリエラーさんは納得しません。
突然現れ、勝手な演説をする貴様の望みは何なんだ?と詰め寄ります。
アタラクシアさんの望み?
何かあるんですかね?
望みってったってねぇ・・・

あるのかい。
オーディリタの地図?
そんな物がカーマスリビアにあるの?

ほう。
ブロリナ女王がウィオレンティア・オウダーに捉えられていた頃に作成した地図が存在するのですね?
しかしまぁ、アタラクシアさんもそんな物があるって何処で聞いて来たんでしょ?

で?
この話、今ここでする必要あります?
へっぽこさんが一緒に冒険するって言ったのに、その後バックレた話・・・
それに無念にも監獄にって・・・へっぽこさん投獄されてませんけど?
投獄されてしまったので、アタラクシアさんとの約束を守れなかったと思っていらっしゃるのかしら?
てか、「私はどうしたらいいですか!!!」とか。
恐らくね。この場にいらっしゃる全ての方が
「おたくの都合なぞ知らんがな・・・」
と、思った筈ですよ。

とにかく、この話を聞いたブロリナ女王は、お前どこでその話を聞いた?なんておっしゃってます。
ああ。やっぱりね。
多分女王のプライベートな感じの話であるオーディリタの地図の存在を何処で知ったのか?って、やっぱ疑問に思いますよね。

それに対するアタラクシアさんの返答はというと・・・
「
・・・。
この方突然、一体何を言っているのでしょう?

ああ、ダークナイトとしても闇の浸食に備えている!と言いたかったんですね。

で?
アレデル様ってのは・・・
ダークナイトの首長様なんですね。
ほうほう。

そして再び、アタラクシアさんの演説にエンジンがかかります。
ダークナイトをいじめた先代アメリア女王に対しても、ご神木を燃やしたアヒブに対しても、特にその責任を追及する気は無いそうな。

こうしている間にもハドゥムの脅威は近づきつつある・・・

それはブロリナ女王もご存じの筈だと。アタラクシアさんは力強く言い放ちました。
へっぽこさん的には女王から何も聞かされてませんけど・・・
本当は女王も察知していたの・・・か?

