不穏な空気漂う港
まずはこの港にいる方々にご挨拶してみようと思いましたが・・・

あら。
久しぶりに来ましたよ、これ。
知識が不足していて口もきいてくれない感じの人。
まあまあ、オーディリタの旅は始まったばかりだと思いますのでね。
まだまだ慌てる段階ではございません。
もっと色々な方とお知り合いになれれば、じきこの方も口をきいてくれるでしょう。

てことで、
このアヒブのネルティオさんは、渡し守業の方。
てことは、お船を預かってくれたりするんですね。
てか・・・こんな仕事は人間がやるべきものだ。とかおっしゃってますが・・・
この方、人間がお嫌い?

などと言いながらも、どう見ても人間であるへっぽこさんに対し、急にこの態度。
あきらかに人間に良からぬ感情を持っている感じなのに、ずっと一緒に過ごそうなんて。
逆に怖いです。
あれですよ。
昔話ならば、夜に包丁を研ぎだすタイプの人なんじゃないですかね?

ですが、どうやら頼み事があるからってのが本心だったみたいです。
嫌いでも、猫の手ならぬ人間の手でも借りたいって感じですかね。
ま、デイリー依頼だって話なので、今慌てて受注する必要もないでしょう。
てことで、次の方。

次の方はここへ来るお仕事の報告先。
探索拠点管理人である彼女の名前はボラ・アルキンさん。
つーかまた。
とんでもない風体の方が現れましたね・・・
で?
影かすみ草を咲かせた者として変に歓迎されてしまいましたが・・・
影かすみ草を栽培した覚えは一切ないんですけどね。
それより、ここはセペル様の港なんですね。
相変わらずセペル様ってのは一体誰なんだか分かっておりませんが。

そんな
急に奴隷の話をおっぱじめます。
??
いやぁ・・・へっぽこさんは奴隷さんに用はありませんが・・・

て、人の話聞いてます?
奴隷さんの説明とかされましても・・・
挙句に生贄とかって何の話っすか?
なんか怖いんですけど、この人・・・

と、その時。
先ほどの
彼女が、
「おめぇ、奴隷を探しに来たんじゃないんだろ?こっちさ来い」
と言って下さったおかげで、なんとか窮地(?)を脱する事に。
それにしても、奴隷だの生贄だの・・・
ここって、なんかヤバい港なんじゃないんすか?

