放浪者

無限に力を欲するセペルのアヒブは、さながら時限爆弾の様であると話すヘロンさんでありましたが・・・
ここで、ふとへっぽこウォリアーにある疑問が沸き起こります。

ところでヘロンさん。
貴方はどちら派なんですか?
と。

え?放浪者?
いやいや、アヒブにフリーエージェント制とかあるんすか?
てか、オドラクシアから出てきた(笑)て。

母に疑問を持ったから出てきたと・・・。
へぇ・・・。
ここで言う母って誰(何?)を指すお言葉なのやら分かりませんけども。

さらに、首都を飛び出して来たからと言ってセペル派になろうという訳ではないそうな。
セペルに行けばヘロンさんも奴隷になってしまう?
え?そういうシステムなんすか?
それに、先日お芝居の片棒を担いでいたあの人間奴隷カチーヌさんは死ぬことになる?
それってどういう事?
カチーヌさんは一応、ヘロンさんの奴隷なんですよね?

ああ・・・
セペル派では人間を奴隷にしないと。
なるほどね。
奴隷にせず生贄に・・・
って!
奴隷よりも扱い酷いじゃないっすか。
まったく、セペル派ってどんな組織なんですかねぇ。

と、言いたいことだけ言い終えたヘロンさんは、突然「腹減らない?」なんて言い出します。
・・・。
いや・・・今は特に空腹とかそういうんじゃないですが。

すると、また突拍子もなく紹介したいお友達がいるとおっしゃる彼女。
そのお相手は、影の商人という方なのだそうです。
・・・ほんとこの人。
何が目的なんだかわかりませんねぇ・・・?
放浪者とかいう話だって、本当の事なんでしょうかねぇ?

