最も神聖な場所

　アタラクシアさんを堕落から完全に救い出す術はないのか？


　最近まで首都オドラクシアにいらしたという奴隷救護隊長リムバさんならば、何かご存じかもしれない！

　と言うことで、藁をもつかむ思いでお話を伺ってみることに。




　しかし、希望は瞬時に打ち砕かれました。


　聞いたことがないんじゃぁ・・・仕方ないですわね。




　ん？

　しかし・・・？




　と、ここで奴隷反乱の指導者という知識をゲット。

　勿体ぶりますねぇ。




　そしてリムバさんが話し始めたのは、苦悩が眠る墓という場所のお話。


　そこは、オウダー女王に認められたアヒブのみ入れる場所・・・




　そこで、オドラ神聖ポーションなる薬が開発された？！


　治療薬なんて聞いたことが無いとかおっしゃってたくせに・・・まだ希望があるじゃないですか！




　堕落がそれほど進行していない患者（？）にのみ効果があるという点は気になりますが、それさえあればアタラクシアさんも助かる可能性が？！


　ん？副作用？

　体の一部が木になるって・・・


　あ。




　そういえば、死の月警戒所でお会いしたオドラ派遣司祭のリゼンティ様。

　彼女のお手々が木みたいでしたけど・・・あれってもしや？


　え～？

　堕落を防げてもあんななっちゃうの？


　・・・。


　でもま。生ける屍の様な堕落者になるよりはいっか・・・。




　ところでその苦悩の墓ってところは・・・へっぽこさんでも行ける様なところなんですかね？

　何せ、オウダー女王の領地内は、女王の祝福ってのが無きゃダメと聞かされてるもんですから。




　ああね。やっぱね。ダメなのね。


　古代語が堪能なドワーフ奴隷ならばなんとかなる？

　・・・ほぅ。




　ついでにリムバさんが話して下さったこれって・・・


　苦悩が眠る墓攻略（？）の何かヒントだったりしますかね？

　女王の祝福なしにどうにか出来る方法がありそうですか？




　苦悩の眠る墓には、オーディリタ唯一のゴブリンが居る。




　そのゴブリンさんは、墓から流出（？）した知識を返しに来た・・・そうな。


　へぇ。


　・・・。

　そのゴブリンさんとどうにか接触出来ませんかねぇ？

　苦悩が眠る墓って所は、入るのさえ困難な場所なんでしょうか？

巻き戻せぬ運命

　今まさに堕落の道へと堕ちていこうとしているアタラクシアさん。

　もはや手遅れなのかと思いつつも、祈るような気持ちで彼女に火の玉果を与えるへっぽこウォリアー。


　すると・・・




　効果はすぐに現れました。

　先ほどまで彼女を苦しめていた赤い魔力が消えていったではありませんか。


　お？

　これは・・・上手く行きましたか？




　その様子を見たペネルナさんも、これで段々と良くなる筈だとおっしゃってます。

　ああ！良かった。

　まったくね。一時はどうなる事かと思いましたよ。


　で？アタラクシアさんが堕落するのが分かっていたのかって？


　いやそんなん知らんですよ。

　ただ、今まで色々な方から聞いた話と状況を照らし合わせて考えると、そうなのかな？って程度ですけど。


　まぁ、とにかく彼女が無事で良かったですわよ。




　って！

　言ってることが違うじゃないですか！

　たった今、段々良くなるっておっしゃったばかりでしょう？


　それなのに、やがては堕落者になるって・・・。


　えぇ・・・？
　



　この地の闇がアヒブではない者を襲う・・・

　つまり、アヒブにならなかったベディル達が標的というか、犠牲者になるってことですか？

　なんでまた・・・




　そして、堕落してゆく者たちは、最後にこのいばらの女神像を訪れると。

　だからもう、アタラクシアさんは手遅れだと思ったとおっしゃるんですね？

　ほう・・・。


　この女神像って一体・・・




　そして、一度堕落の道を歩み始めた者は後戻りなど出来ないとおっしゃるペネルナさん。

　所詮、火の玉果もその堕落の歩みを遅らせる力しかない。


　・・・。


　やっぱりそうなんですね・・・。

　いやね、ちょいちょい変な言い回しをするものですから、なんとなーくそんな気はしていたんですけどね。

　堕落を遅らせるだけ・・・


　てか、他に完全に治す良い方法は無いんすか？！




　当然、オウダー女王のほうでも完全な治療法を探していたそうですが。

　結果は、欲望の薄れた堕落者が生まれただけ。


　要するに、完全な治療は出来なかったんですね・・・


　・・・。




　でも。

　最近まで首都にいた奴隷救護隊長リムバさんなら、何か知っているかもしれない！


　ああ。

　研究はずっと続けられていたんですね？

　それならば、何か進歩があったかもしれないですものね！


　・・・その後、まったく研究が進んでいないって事も考えられますけど

消えたアタラクシアを追え！

　またもやフラフラと歩きだし、姿を消してしまったアタラクシアさん。

　いばらの女神像という所へ向かったそうなのですが、そこは堕落者達が向かう場所なのだそうな。


　まさか・・・もう手遅れ？

　アタラクシアさんは完全な堕落者となってしまったのでしょうか？




　とにかく、彼女の後を追わなければなりません。

　燃やす者ペネルナさんが先に向かったといういばらの女神像があるのはこんな場所。


　すぐ近くに苦悩が眠る墓なんてとんでもない推奨能力値が示された場所がありますが・・・

　この際そんな事を言っている場合ではありません。

　一刻も早くアタラクシアさんを追いかけねば。




　いばらの女神像へ向かう途中、ペネルナさんに儀式を行って頂いた完全ないばらの書を通過。

　女神像はここからさらに山の上になるらしいです。




　とりあえず、強烈なモンスターには遭遇することのないまま、現場近くに到達したところで見えて来たのはこんな立派な門。


　てか、つい先ほどまで下のキャンプに居た奴隷救護隊長リムバさんがここにいらっしゃるんですが。

　馬をすっとばしてきたへっぽこさんを追い抜くとは、彼は瞬間移動能力でもお持ちか？


　・・・。

　まぁ、いいでしょう。




　とりあえず、来ましたよ！とリムバさんに声をかけてみましたところ、返ってきたのは縁起でもないお言葉。

　しかし、遅すぎようがなんだろうが、やるしかないんです。

　このバヒトラム秘伝の火の玉果をアタラクシアさんの口にねじ込むしかないんです！




　さあ、何やら城跡のような雰囲気のこの場の中央へ。

　そこには、またもや倒れこんだアタラクシアさんとそれを見守る燃やす者ペネルナさんの姿が！！




　ですけど、このいばらの女神像ってなのも気になりますねぇ・・・

　ああ、一応拠点管理像でいらっしゃるのね？




　てことで、いばらの女神像さまにご挨拶。

　知識を獲得。




　さらに女神像さまからは、拠点知識なども得られるようでしたので、ついでにこれも取得。




　こうして、新たな拠点位置を特定すると共に、すこし東の方に残っていたモヤなんかが晴れて行きました。




　ちなみに、この苦悩が眠る墓拠点に投資をすると、純粋な魔力の塊なんかが発掘出来るそうです。

　エルビア領域の出現で、少し入手難度は下がった様に思えますが、ブラックスター装備強化中で塊が不足している方には良い発掘現場なんじゃないかと思います。




　で。

　そんなことよりアタラクシアさんですよ！


　フラフラと歩きだしてここまで来たそうですが、またもや倒れこみ苦しんでおられます。

　クゥゥ・・・ではなく、ううう・・・に変わってますけど、やはり苦しそう。


　さすればやることは一つ。

　一縷の望みをかけたこの火の玉果を・・・

　彼女の口めがけてぐぃ！っと。


　え？カットして差し上げろって？

　いや・・・ナイフとか用意してませんので・・・

　手元にはブラックスターソードしかないですから・・・

　これで果物をカットするのはちょっと・・・ね

消えた、〇〇〇〇〇〇。

　火の玉果の詳しい使い方（？）は良くわからぬままお仕事は終了。

　ほっぽり出されてしまったへっぽこウォリアー。




　一応、知識だの称号だのは頂けましたが。

　今後どうすれば良いのでしょう？




　と、ここで闇ちゃんが出てくるのね。


　んで？いばらの森に戻っちゃってOK？

　火の玉果を持って帰るだけで、アタラクシアさんを助けられたりするのかしら？


　それよりこのタイミングでカプラスの書のお話ですか。

　ああね。なんか偽物ですってよ。




　続く依頼には、カプラスの日誌が偽物だとアタラクシアさんは知っているのか？とか書いてありますが。

　さてね。

　どうなんでしょうね？

　それは、ご本人に聞いてみないと。


　ま、その前に彼女をクゥゥ・・・状態から救いださなければなりませんが。




　てことで、元来た道を大急ぎで戻ります。

　山道をダーッと下り、いばらの森へ。




　そして、逃げ出した奴隷さん達が集う、あのキャンプ地へと帰って来ました。




　へっぽこさんの帰還に気づき、まず声をかけて下さったのは奴隷救護隊長リムバさんでした。


　いやいや、お待たせしましたです。

　なんか色々と手間がかかったものですから。


　で。

　それよりもアタラクシアさんの様子は・・・




　え？

　居ない？




　静止も聞かずフラフラと歩いて行ったって・・・

　なんですかその苦悩が眠る墓ってのは。




　そこにあるいばらの女神像に・・・


　女神像に・・・なんだってんですか？すごく気になるじゃないですか。


　それと、ペネルナさんが追っかけて下さってるんですね。

　んじゃ、へっぽこさんも直ぐに追いかけなくては。


　ん？

　依頼によると、追っかけてってアタラクシアさんに火の玉果を食わせろとありますけど。

　まさかこれを本当に食わせるとか。


　てことは？

　もう一個は・・・へっぽこさんが食わなきゃいけないんでしょうか？

　こんな妙な果実を食うとか。なんだかあまり気が進まないですけど・・・

最後を見守る役目？

　儀式を終えたへっぽこウォリアーは、再びアサナ様の所へ戻るべく山道を登っていきます。




　するとその途中。

　面識のない方々を発見してしまいました。

　ああ。

　儀式の場に行くのに崖をズザザザーっと下ってしまいましたのでね。

　この道を通るのは初めてなのでございます。




　と言っても、特にお仕事なんかがあるわけでもなく。

　とりあえずご挨拶だけして先を急ぎます。




　ですが、他にもこの近辺にはご挨拶の済んでいない方が沢山いらっしゃいまして。

　厩舎番さんやら結構色々な方が周辺にいらっしゃいました。




　今のところ皆さん特に用事はない方ばかりなのですが。

　ついでですので、一通りの方にご挨拶をして回ります。




　しかしまぁ、こんな山の中なのにこの辺りは結構人々で賑わっているんですね。

　雑貨商人さんなんかもいらっしゃいましたよ。

　バヒトラムの神聖な場所が近くにあるという事で、参拝客（？）が結構訪れる場所なんでしょうね。




　ま、とにかく発見出来た方々皆さんに挨拶を済ませてアサナ様の所へ。




　てことで、アサナ様に儀式完了のご報告です。

　これで、二つの火の玉果の浄化は済んだ訳ですが、んで？これからどうすれば良いのです？

　


　一つはへっぽこさん。

　もう一つはアタラクシアさんに渡すんですかね？


　さすれば、相手の最後を知れる・・・ってどういう意味なんでしょうか？




　アタラクシアさんの最後を知れるって・・・あまり良い意味には聞こえないんですけど・・・

　もう少し良くわかる様にご説明頂けませんでしょうか・・・？




　って。話はこれでおしまいですか。

　えー。

　次は何をすればよいのやら。


　そういえば、バヒトラムさん方は滅亡したオルゼカの末裔。

　オーディリタは本来、古代王国オルゼカの地だなんて話も出てましたね。

　王国滅亡後、彼らはオーディリタからこの地へと流れて来た感じなんでしょうか。


　それにしてもね。

　あんなクザカなんぞに仕えちゃうなんて、そりゃ滅亡しちゃうでしょう？

　だって、腐敗の君主なんて呼ばれてる相手ですよ？

　そんなん崇めちゃダメでしょう。