You're not hero.

　オーディリタの女王、ウィオレンティア・オウダー様から祝福を頂いたへっぽこウォリアー。




　歓迎の贈り物まで頂いてしまいました。


　あら・・・これはこれは有難き幸せ。


　それにしても、風景画？

　一体何なんだこれはと思ったのですが、さして高額な品でもなくごく普通の絵画みたいです。

　祝福記念の贈答品てな感じですかね。




　祝福に贈り物と非常に歓待ムードな感じではありますが、女王様からはチクっとした一言も。


　祝福を与えた言っても、別に英雄扱いするわけじゃねーから。

　ハドゥム打倒が先決。

　チョーシ乗んなよ？


　だそうです。


　うぃーっす・・・・




　そして、女王による祝福の儀はおしまい。

　今すぐ何かをする段階ではないらしく、英気を養っておく様言われました。


　にしても、これからすさまじい旅が待っているとか言われてしまうと、のんびり休んでいる気分にもなれませんけども。




　しかし・・・

　オウダー女王が最後に残したこの言葉・・・

　これってどういう意味なんでしょうねぇ？


　闇を浄化するもう一つの闇って・・・？




　とりあえずここまでの段階で、「花の震怒」という知識を獲得。

　「英雄の座から降りた」という称号も得られました。


　オウダー女王から祝福を受けると英雄の座から降りた事になるの？とか、ちょっと意味わかりませんけども。




　さあ、話が大きく動いたという事は、またこの人が出てきます。


　今回はオウダー女王に丸被りでご登場。

　相変わらず失礼千万な闇ちゃんでございます。




　闇ちゃんの言う通り、ハドゥムに対抗するためにアヒブでは長年準備をしてきた様ですが・・・

　具体的な事は何一つ教えて下さいませんでしたね？

　ハドゥムの領域を実体化させるのにへっぽこさんの力が必要とかおっしゃってましたが、その方法だとか何が必要だとかそういう話は一切ありません。


　ま、事が迫れば指示が出るのかもしれませんが・・・

　正直嫌ですねぇ・・・そういう直前まで何もわからないって状態は。


　で？

　守備隊長様が何か言ってましたっけ？




　カーマスリビアに対する復讐？

　ああ・・・

　噴水公園みたいな所にいらした隊長様がそんなことおっしゃってましたねぇ・・・


　でもまぁ・・・ハドゥムの一件とガネルとベディルの間にあるいざこざは別問題っちゃあ別問題でしょうからね・・・

　ハドゥムに打ち勝てたとしても、その問題は解決しないんでしょうねぇ・・・




　相変わらず、部外者目線でそんな顛末を楽しんでいる様子の闇精霊ちゃん。

　お仕事が始まるまで、体を慣らしておこうZe！なんて言ってますが・・・


　慣らすってったって・・・。

　どこか修行でも行きますか？・・・とか言ってもね。


　なんてったって相手は絶望と闇の神ですから・・・

　界王拳くらいの技でも会得しなきゃ話にならないと思いますけど・・・

女王の祝福

　アヒブと手を結び、絶望と闇の神ハドゥムと戦う決意を固めたへっぽこウォリアー。




　その意思を示すため、ウィオレンティア・オウダー女王にオドラ神聖ポーションをお渡しします。




　ま。

　正直、アヒブと共に戦うと決めたのは、へっぽこさんではなく闇ちゃんなんですけど。

　それもク〇みたいな動機でね。




　それに対しオウダー女王は、へっぽこさんに祝福を下さるそうな。


　お？

　これで、今まで口もきいてくれなかった多くの人々が、相手にしてくれる様になりますかね？




　までも、女王の祝福が無い状態では、ここでは嫌われ者だっていうのは理解していましたよ。

　女王様の言う通り、敵対国家の英雄と呼ばれる人ですから。


　あ、でもね。

　セペル様とやらの傭兵になったつもりはございませんですことよ？

　旅の成り行きといいますか。

　良くわからん内に、変にお手伝いさせられていただけですのでね。




　しかし、そんな嫌われ者へっぽこさんでもオウダー女王直々の祝福が頂ければ、大手を振ってオーディリタを旅出来るという訳なんですね。

　こりゃ、ありがたいお話ですわ。




　ついでに、このお話の中で「月明かりの栄光を受けた」という称号を獲得。

　ま、言葉の意味はよく分かりませんけれども。




　そしていよいよ、オウダー女王から祝福を与えられる段階に。

　女王様からの祝福ってことで、なにやら堅っ苦しい宣誓（？）が始まりました。




　こうして、今やアヒブの長、ウィオレンティア・オウダー女王からの祝福を得る事になったへっぽこウォリアー。

　すなわち、ガネルとベディル（アヒブ）双方から認められる立場となったわけですが・・・


　本当にこれで良かったのかしら？

渇望故に

　絶望と闇の神ハドゥムによる世界の浸食を喜んでいるかの様なうちのゲス野郎闇の精霊。




　しかし、彼の中ではさらに下衆なとんでもない感情が渦巻いている様でした。


　絶望と闇の神が俺たちのせいで困っている姿が見てみたい？


　俺「たち」とか勝手に言われるのは本当に迷惑なんですけど。

　完全にへっぽこさんが巻き込まれている言い方じゃないですか。

　


　そう言えば誰かが言ってましたね。

　闇の精霊は渇望の化身だと。


　彼にとってはこの世が滅びるかどうかなんてどうでも良い話しなのかもしれませんね。




　で。

　そんな闇ちゃんからすると、ケチな反乱軍よりこっちの方が面白そうじゃね？

　だそうです。


　こっちってのは、オウダー女王の側って意味ですわね。

　てことは・・・




　ああね。

　オウダー女王に味方した方が面白そうだと。


　・・・。


　へっぽこさん的には、んじゃ今度はオウダー女王に味方します！みたいには言い辛いんですけどねぇ・・・


　でもまあ、闇ちゃんがこう言いだした以上女王をお助けするしかないんですよねぇ。

　何せへっぽこさんに拒否権はありませんから。


　んじゃま、そうと決まれば、金ピカ司令官様に言われた様に上にいらっしゃる女王様にオドラ神聖ポーションをお届けしに行きますか。




　て。

　あれ？


　こんな所に・・・知識？


　ああね。

　これだけ広くて立派なオドラクシアですから、あちらこちらに知識が隠されていても不思議じゃありませんものね。


　しかし・・・




　あらー。新しいパターンですわね、これ。

　知識を得るには女王様の祝福が必要とな。


　ま、オウダー女王に協力すれば、祝福も得られるんじゃないかと。

　てことで、また後で来ますよ。




　そして、一段高い位置にある女王のところへ進み出るへっぽこなウォリアー。


　へぇ・・・ここがアヒブの女王様の玉座ですか。

　なんとまぁ、シャレた感じですわね。




　改めて女王ウィオレンティア・オウダー様にご挨拶致しました。


　ここで初めて彼女の知識を獲得。


　へっぽこさん的には初めてな気はしていませんが・・・

　そう言えば、ずいぶん前にお会いした時は虚像でしたし、もう一度はキャサリン姫の記憶（？）の中で（こちらが一方的に）お会いしただけでしたからね。

アヒブの目指すところ

　意外な事に、へっぽこなウォリアーを歓迎するかの様な態度を見せる女王ウィオレンティア・オウダー。




　敵対国家の英雄を招き入れようなど、何か企みがあるのではないかと疑うところなのですが・・・


　女王様は、闇で闇を浄化する方法を発見したとか言うお話を始めました。




　しかし、方法は発見したものの、アヒブだけではどうにもならない感じなのでしょうか？　

　それと共に、闇の侵攻が迫る今この時、ガネルとベディル、姉妹で争っている場合ではないともおっしゃいます。


　ええ、まあ。

　それはその通りですわね。


　カーマスリビアにちょっかいを出していたのはアヒブではなく堕落者だったと言う話ですから、アヒブとしては今現在ガネルと争う気はない。そう言うお気持ちなんですかね。




　そして、目の前に迫るハドゥムを倒すにはハドゥムの領域を実体化させなくてはならない。

　要するに、この実体化の部分がアヒブだけでは困難だというのですね？


　ハドゥムの領域を実体化させる為には、カーマスリブの光を蘇らせた手が必要・・・


　これって・・・




　ああね。

　だからへっぽこさん、お呼ばれされたのね。


　いやぁ・・・わたくしとしましてもね、この世が滅びるのを黙って見ている気はございませんが。

　だからと言ってわたくし如きへっぽこに一体何が出来るのでございましょう？


　ハドゥムの領域を実体化させるて・・・具体的に何をどうすれば・・・？




　と、女王様の考えを聞かされた後、また司令官さまが口を開きます。


　「貴様。やる気があるなら女王陛下にオドラ神聖ポーションをお渡ししろ」


　だそうです。


　ああ、堕落治療薬ね。

　そうそう、アタラクシアさんがあんなことになってしまったので、もう要らないんでね。

　お渡しするのは構わないんですが・・・


　一体どうやってハドゥムの領域を実体化させるのかなぁ？って。

　これから知識を共有するのだから、それまで待ってろって？


　なるほどねぇ・・・

　へっぽこさんに出来る事なのかしら？




　と、へっぽこさんがぐずぐず言っている間に知識を獲得。




　ついでに闇精霊ちゃんが飛び出して来ました。


　そうそう。

　やっぱり絶望と闇の神ハドゥムによる浸食がヤバいところまで来ているらしいですよ。

　このままじゃ、この世界はマズイらしいっす。


　にしては、そんな話を聞いても闇ちゃんは何処か楽しそうですね？

　まさか、この世界が滅びるのを喜んでるの？




　ハドゥムを撃退出来なければ、この世は全て黒い太陽の下て。

　相変わらずのク〇野郎ですわねぇ・・・

女王ウィオレンティア・オウダー

　金ピカの司令官様から、アヒブの女王に跪けと指示を受けたへっぽこウォリアー。

　ですが肝心の女王の姿は見えません。


　へっぽこさんが跪いたら・・・ご登場なさるのか・・・な？




　しかし、そんなことはお構いなしに一人語り始める金ピカ司令官様。

　これって・・・。




　完全にへっぽこさんの事ですわよね？


　までも、言うなれば貴様の動きは全て監視されていたで？って事になりますわね。

　ま、そうだろうね。と、予想していた事ではありますが。




　しかし、この場でキャサリン姫のお話が出たのはちょっと意外。


　んん・・・？

　アヒブ側としては、この件が引っ掛かっている？

　大問題だとされているのでしょうか？


　あれ・・・？

　へっぽこさん、この件で咎められちゃう感じだったりします？

　その為のお呼び出しだったとか？




　ですが、司令官様が言うには、この活動が女王の心を動かしたのだそうでして。


　？？

　とりあえず、怒られちゃう感じとは違うのか・・・な？

　ですが・・・この話って一体どういう事？



　その時、へっぽこさんの居る位置から一段高い場所から声が響きました。




　あ。

　すぐ上にいらしたのね。女王様。


　金ピカさんにカメラが固定されていたので、キョロキョロ出来なかったものですから。

　すぐ近くにいらっしゃったのに気が付きませんでしたよ。




　へっぽこさんをここへ呼んだのは・・・

　絶望と闇の神ハドゥムに対抗する為・・・？


　ほう・・・




　正直なところ、女王の口からカーマスリビアの英雄なんておっしゃられると、バシバシ棘がある様に聞こえるのですが。

　そんな敵国の英雄を呼び出してまでハドゥムに対抗しようとお考えか？


　・・・。




　さらには、月明かりの栄光をお贈りくださるとおっしゃるオウダー女王。


　ええ、ええ。

　正直、月明かりの栄光って何の話なんだかさっぱりわかりませんけどね。


　とにかく、友好的な雰囲気の話し合いには思えるんですが・・・

　ほら。

　キャサリン姫の一件を知る身としましてはねぇ・・・

　その辺の事情やら何やらをご説明して下さるのならまだしも・・・それなしでは、何か企んでるんじゃねぇの？と。